研究日誌
2011-9/12-14「Rio de Janeiro, Brazil」
ノルウェーの次は、同僚の日髙助教が1年間武者修行しているブラジルを訪問してきました。日伯(ブラジル)セミナーと題して行なわれた現地の物性物理学者とのミニシンポジウムでは、経済成長目覚ましい所謂BRICSの頭文字たる「勢い」を感じざるを得ませんでした。私は2008年にもリオを訪れたことがありますが、3年前と比べて物価は2倍に上がり、街並みもサッカーワールドカップとオリンピックの開催に向けて整備が進んでいるようです。一方、貧富の格差も増長しているようで、空港とダウンタウンを結ぶ幹線道路には新たに高い壁が設置され、白昼からショットガンを持った警察官を何人も見かけました。しかしラテン系の学生や研究者達はとても陽気で、フレンドリー。料理も美味しく、海外で久しぶりに「もてなしの心」も感じました。今度は彼らを日本に呼んで、一層の友情を深めなければと強く思いました。