Ultrasonic Team (T. Yanagisawa, Hokkaido Univ,)    

物理学実験III・IV 授業評価アンケート

Nov 22, 2011

平成23年度 物理学科3年生学生実験(比熱・磁化)の授業評価アンケート  > こちらから

最初にアンケートコード「2011」を入力してください。

よりよい講義にするためのアンケートです。匿名ですから個人情報は送信されませんので素直に答えてください。忌憚なきご意見をお願いします。

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研究日誌
2011-11/14-18 Dresden, Germany

Nov 21, 2011

<a href='http://www.rheinmetall-defence.com/index.php?lang=2&fid=3487'>Capacitor Bank</a> and me

ドレスデンはドイツとチェコの国境近く(プラハまで電車2時間)のところに位置する旧東ドイツの大都市の一つです。強王アウグストⅡ世が栄華を極めた中世のザクセン王国の首都だったのですが、第二次大戦の英米軍による空襲では焼け野原になってしまいました。現在はいくつかの主要な建築物が復旧されて、当時の街並を取り戻しつつあるそうです。
 郊外にはKGB時代のプーチンさんが勤務していたと噂される秘密警察のアジトや、森鴎外さんが足繁く通ったといわれるビアホールなどがあります。今回我々が訪れたのは、中心街からバスで30分ほどのところのRossendorfという森の中にひっそりとたたずむヘルムホルツ・ゼントラム研究所です。(その前身はナチスの秘密研究所だったに違いありません!)

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研究日誌
2011-9/26-30「高野山」

Sep 30, 2011

高野山で行なわれた「第2回重い電子若手秋の学校」に参加してきました。世界遺産でもある密教の総本山に籠って物理のお勉強です。現在NHKで放映している大河ドラマの主人公「江姫」を祀っている「天徳院」という宿坊に泊まり、朝6時半のお務めから始まり、昼は講師による講義、精進料理を食べた後、夜も「ナイトセッション」と題して、雑魚寝の部屋に酒を持ちよって(住職の許可はとってあります)、深夜まで物理談義。さらに、私の部屋には酒が強い面子が揃っていた所為なのかどうなのかわかりませんが、続けて「ミッドナイトセッション」が行なわれ、毎晩明け方までトコトン物理の話をしました(本当)。大変貴重な経験でしたが、慢性的な二日酔いと寝不足で、4日目に私が講師を担当した時はへろへろの状態。そんなこんなで、9月の出張ラッシュも終わり。気がつけば9月に私が札幌に居たのはたったの3日間でした。

重い電子系若手秋の学校'11テキスト
「超音波からみた多極子・ラットリング」

Sep 30, 2011

平成23年9月26日〜30日に高野山大学で開催された「重い電子系若手秋の学校」のために用意された テキストを配布します。 柳澤は29日午後の講義を担当しました。

PDF版テキストはこちらからダウンロードできます。(7.3 MB)


「超音波からみた多極子・ラットリング」  柳澤達也

  1. はじめに
  2. 超音波実験の測定手法
  3.   2.1 パルス法
      2.2 位相比較法
  4. 歪みと弾性定数,四極子感受率
  5.   3.1 歪みと弾性エネルギー
      3.2 四極子感受率
      3.3 立方晶系に於けるCe3+, Sm3+(J = 5/2), Pr3+, U4+(J = 4)の四極子感受率
      3.4 近藤効果を取り入れた四極子感受率(横波超音波)の一例(CXcal-excel)
      3.5 多極子秩序における弾性異常
      3.6 重い電子系に対する超音波実験
  6. 緩和の現象論
  7.   4.1 複素弾性率
      4.2 音響フォノンと音速の関係(位相速度と群速度について蛇足)

  8. 超音波からみたラットリング
  9.   5.1「ラットリング」という言葉の定義

      5.2 3-20-6系クラスレート化合物
      5.3 1-4-12系充填スクッテルダイト化合物
      5.4 これまでに超音波測定から得られたオフセンターラットリングの傍証
  10. 磁場に鈍感な重い電子系SmOs4Sb12の弾性応答
  11.   6.1 結晶場効果
      6.2 超音波分散
      6.3 熱活性エネルギーと他の物理量の比較


おわりに
参考文献
(正誤表 ※講義時に配布された製本版テキスト(A4版/310頁)の修正。)



本テキストの6割〜7割は基礎的な内容に、残りを研究の新展開に割き、基礎から新展開への繋がりを意識して議論してあります。一度、専門家による閲読を通っておりますが、間違いを見つけられた場合は柳澤迄ご連絡いただければ幸いです。
尚、本テキストは雑誌「物性研究」2012年1月号にも掲載されます。

研究日誌
2011-9/21-24「日本物理学会@富山」

Sep 24, 2011

物理学会は富山大学で行なわれました。M2の渡邉君と五十嵐君が立派に修士論文のテーマを発表してくれました。富山のB級グルメといえば「ブラックラーメン」ということを聞いたので、その発祥のお店で食してみました。胡椒がぴりりと効いたしょっぱい(黒い)スープは衝撃です。もしあなたも行く機会があるのならばおにぎり持参で行くことをおすすめします。

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