【Let'sえいご15】"Cakewalk"
ハロニチハ。やなぎさわが海外で出会った英語表現の備忘録。Let'sえいごです。
15日目は、"Cakewalk"「朝飯前」
“A piece of cake” と同義で、「朝飯前」という意味です。
日本の「朝飯前」とは成り立ちが違うようです。
由来は、19世紀アメリカの南部の黒人奴隷の間で流行った「一番かっこよく歩いた奴にケーキをプレゼント」コンテスト。この行事は各地で行われ、ベストダンサーはケーキをひときれGETできるのでした。当時の奴隷制度を考えるとレアな待遇です。皆さぞかしくねくね歩いたんでしょうねぇ。
後にこの言葉は、アフリカ独特のシンコペーションのリズムに乗って、歩くように踊るダンスを表す言葉となり、その後、「スマートで簡単」という意味に変遷していきました。第二次世界大戦のとき、英国空軍が使ったことから広まったようです。
以上豆知識でした。
"I believe demolishing Hussein's military power and liberating Iraq would be a cakewalk." wrote former Rumsfeld assistant Kenneth Adelman in the Washington Post on February 13, 2003. 「ラムズフェルド国防長官の前補佐役だったアデルマン氏は2003年2月13日付けのワシントンポスト紙で次のように書いた『フセインの軍事力をぶちこわし、イラクを開放することなど(我々にとってすれば)朝飯前だ。』」