研究日誌
2009-7/28「Katlsruhe, Germany」
ドイツ・カールスルーエで開催された磁性国際会議(International Conference on Magnetism 2009)に参加しました。
カールスルーエはフランクフルトから南へ超特急(ICE)で30分ほど走ったところにあり、城を中心に放射状に街が広がるミニ・ローマみたいな街です。私は最近超音波実験をリバイバルさせたURu2Si2の成果をポスター発表しました。ビールを片手にポスターセッションをやるあたり、さすがはビールの国ドイツ。適度なアルコールによる微酔い気分は競合する研究者が秘密を思わず漏らしてしまい、それを聞き出せるという風に作用することがあると私は考えます。日本の学会でもやればいいのに、と強く思います。1年ぶりに顔を合わせる海外の(共同)研究者に近況を報告しました。毎晩ビールばかり飲んでいた気がします。今回は著名な理論家の先生とホテルの部屋を5日間共有したので、毎晩含蓄あるお話をお聞きすることができました。