【Let's えいご23】 可燃?不燃?
ハロニチハ。やなぎさわが海外で出会った英語表現の備忘録。Let'sえいごです。
23日目は、"Inflammable”
「可燃性」という意味です。flammableと同義です。
あれ、オカシイですね? "in"というプレフィックスが付いてるのにネガティヴな意味("fireproof")にならないのです。本来は、"inflame"という単語が「燃える」という意味で、それに"able"が付いている、という具合です。反対語は「non-flammable」になります。inはどこへ行った?
ま、その辺がややこしいので、工業界では可燃:flammable <-> 不燃:non flammable
を使うのが常識らしいのですが、困ったことに、可燃性のモノに貼ってある注意書きには
未だに"inflammable"が使われていることが多々あって、
タバコを吸う人はこれを知らないとヒドイ目に遭います。(例文はそれとは関係ありません。)
“A 24-year-old man from Queensland was fined $750 plus court costs and put on a 12-month good behaviour bond because when asked by check-in staff if he had any sharp or inflammable objects in his bag, he responded "No, only cocaine and guns"."「空港の荷物検査でバッグの中に刃物や可燃物が無いか訊かれたとき、クイーンズランド出身の24歳の男性は(ジョークで)『いや、コカインと拳銃くらいしか入ってないよ。』と答えたため、$750の罰金と12ヶ月の執行猶予、そしてその裁判費用を科せられた。」