Colloquium
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Colloquium 2010
- 題目:
ミリ波サブミリ波で見る宇宙;アルマ時代の宇宙探求
- 講師:
川辺良平 氏
(
国立天文台教授・野辺山宇宙電波観測所所長
)
- 日時
2010年6月18日(金曜日)16:00〜17:30
- 場所
理学部2号館4階09号室(2-4-09)
- 要旨
ミリ波サブミリ波は、我々の宇宙における天体形成や物質進化、
宇宙創成の研究に最適な波長帯であり、
その波長帯での観測からこれまでも様々な宇宙の謎が明らかになってきた。
日本では、野辺山宇宙電波観測所(NRO)を設立し、
様々な星間分子の発見、巨大ブラックホールの証拠の発見、
原始惑星系円盤の発見などで世界的にミリ波天文学をリードしてきた。
現在、アルマ(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)を
日米欧で建設中であり、来年からは初期サイエンスが開始される。
NROでは、北大等の大学と協力してチリにおいてサブミリ波天文の開拓も
リードしてきている。
ここでは、アルマ時代に向けたミリ波サブミリ波天文学の活動や
新機軸の観測装置等の開発の現状について報告する。
- 連絡先: 南谷 哲宏 (内線 2893)
物理コロキウム世話人 奥田 浩司 (内線 3442)