[TOPICS] UNi4Bのトロイダル秩序状態における新しい電流誘起磁化現象

【要旨】金属反強磁性体UNi4Bに対し電流下の磁化測定を行い、電流印加により反強磁性秩序相内で付加的に磁化が誘起される現象を世界で初めて観測した。本系の反強磁性は空間的に拡張された多極子の一つである磁気トロイダルモーメントの強的秩序とみなせるため、金属化合物におけるこの新しい電気磁気効果の発見は、先行する理論が本質的に正しいことを実験的に示している。本成果により今後は多様な反強磁性体が電気磁気効果や拡張された多極子の研究の舞台となると期待される。

 多極子は系の異方的な電荷・磁荷分布を記述する物理量で、電荷分布を表すスカラーポテンシャルと磁荷分布を表すベクトルポテンシャルの展開から導かれる。特にf電子系をはじめとする強いスピン軌道相互作用を有する系においては、高次の多極子が秩序を支配することもあり、系の物性を記述するうえで不可欠な概念となっている。これまで、多極子の議論はそのほとんどが局在した磁性イオンと大局的な空間反転対称性を有する系に限られており、空間反転対称性が保たれた(空間反転対称性のパリティが偶の)多極子のみを扱っていたが、近年は、空間反転対称性を有しない奇パリティの多極子の理論研究が盛んに進められている。なかでも、複数のイオンサイトを一つのクラスターとして考えることにより、これまで平凡な反強的秩序と思われていたものがクラスターの対称性に合った特定の多極子秩序とみなせる、とする理論は特に注目を集めている。これはとりもなおさず、多極子の定義を空間的に拡張することを意味する。この理論の特徴的な点の一つとして、常磁性状態で空間反転対称性を有する系においても、反強的秩序に伴いパリティが破れ、奇パリティの多極子が秩序し得ることが挙げられる。例えば、ジグザグ鎖やハニカム、ダイヤモンド構造などはパリティが偶であるが、イオン位置では局所的に空間反転対称性が破れており、それに由来する奇数次の結晶電場が存在する。この電場は系のパリティを反映して交代的な配列をなし、総和としては0となっている。しかし、ジグザグ鎖上でイオン位置に反強磁性秩序が生じると、結晶電場と磁気モーメントの結合により秩序に伴い系全体のパリティが破れ、トロイダルモーメントや磁気四極子など奇パリティ多極子が有限となり得る。これらの奇パリティの多極子が強的に秩序した場合、電流による磁化誘起現象などの非対角応答をはじめ、多様な新奇物性が生じることが理論提案されている。以上の研究は現状では理論が先行しており、実験的検証は始まったばかりである。
 最近、我々の研究グループは、上記の理論を実験的に検証するため、磁気トロイダルモーメントの強的秩序が発現していると理論予想されている金属反強磁性体UNi4Bにおいて定電流下の磁化測定を行い、電流によって秩序相内で付加的に磁化が誘起される現象を初めて観測した。この成果は、日本物理学会が発行する英文誌Journal of the Physical Society of Japan (JPSJ)の 2018年2月号に掲載された。
 UNi4BはUが僅かに歪んだ三角格子を組む結晶構造をとる。Uを囲むNiとBの配置からU位置には空間反転対称性がなく、本系は局所的に空間反転対称性が破れた系の一つである。本系の TN = 20.4 K以下の反強磁性相では、Uのうちハニカムをつくる2/3が三角格子面内に寝た渦状の磁気モーメント配列をもつことが提案されている(図1)。この渦状の磁気構造は磁気トロイダルモーメントtの定義と同じであることから、tが三角格子面に垂直な方向([0001])を向いた強トロイダル秩序とみなせる(図2)。理論では強トロイダル秩序相内で面内に電流を印加することにより、電流とtの両者に垂直な方向に磁化が誘起することが予言されている。本論文では三角格子面内[2-1-10]方向の電流印加により、面内でそれに垂直な[01-10]方向への磁化が付加的に誘起されていることを明らかにしている(図3)。著者らはこの印加電流による磁化誘起現象の異方性が理論と完全には整合しないことから、詳細な結晶・磁気構造に立ち戻った検証が必要としているが、局所的に空間反転対称性が破れた系において、磁気秩序に伴う電流による磁化誘起が観測されたという点において、本論文は理論の本質的な正しさを支持している。それはつまり、これまで平凡な反強磁性体と思われていた化合物群においても、奇パリティ多極子秩序を内包しているものがあり、電気磁気効果をはじめとする多様な物性研究の舞台となり得ることを強く示唆している。


図1 [0001]方向から見たUNi4BのUを含む層の結晶・磁気構造。結晶構造は実際には斜方晶だが、六方晶からの歪みが微小であるため六方晶の軸表記を用いている。ハニカムをなす橙の実線は磁気トロイダルモーメント(面に垂直な赤矢印)を構成する磁気モーメント(青矢印)を繋いでいる。

図2 蜂の巣構造状の渦状の磁気秩序状態(トロイダル秩序相と呼ばれる) 出典:S. Hayami, H. Kusunose, and Y. Motome, Phys. Rev. B 90, 024432 (2014). (この論文が、上述の理論予想の論文です。第1著者の速水賢は北大の理論グループの助教です。)。

図3 我々が観測した電流誘起磁化の様子(22 K以下のトロイダル秩序相において電流方向で反転する磁化が生じていることがわかる)。






原論文  Evidence of a New Current-Induced Magnetoelectric Effect in a Toroidal Magnetic Ordered State of UNi4B


Hiraku Saito, Kenta Uenishi, Naoyuki Miura, Chihiro Tabata, Hiroyuki Hidaka, Tatsuya Yanagisawa, and Hiroshi Amitsuka: J. Phys. Soc. Jpn. 87, 033702 (2018).



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Present Member



   
Jマテリアル強相関物性 研究室

2019年度(令和元年度/平成31年度)メンバー

   
教授
准教授
助教
D2
D1
M2
M1
B4


---------- Staff ----------

Amitsuka  

教授 Professor
網塚 浩
(AMITSUKA Hiroshi)
Department of Physics, Hokkaido University
Room: 5-1-32, Tel.: 011-706-3484
E-mail: amiami(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

専門: 低温磁性

自分を元素に例えると:94 Pu (プルトニウム)

Yanagiaswa  

准教授 Associate Professor(Since 2012)
柳澤 達也
(YANAGISAWA Tatsuya)
Department of Physics, Hokkaido University
Room: 5-1-30, Tel.: 011-706-4422
E-mail: tatsuya(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

専門:超音波電子物性

Home Page

自分を元素に例えると:12 Mg (マグネシウム)

Hidaka  

助教 Assistant Professor (since 2007)
日高 宏之
(HIDAKA Hiroyuki)
Department of Physics, Hokkaido University
Room: 2-2-10, Tel.: 011-706-3558
E-mail: hidaka(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

専門:高圧下物性測定

自分を元素に例えると:1 H2 (水素)

watanabe  

技術補佐員 Office Administrator
渡辺 陽子
(WATANABE Yoko)
Department of Physics, Hokkaido University
Room: 5-1-32, Tel.: 011-706-3484
E-mail: wtnb(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

新学術領域JPhysics事務担当

自分を元素に例えると: ()

 

---------- Graduate Student ----------

koriki  

博士2年 D2
髙力 暁成
(KORIKI Akinari)
Room: 2-2-10, Tel.: 011-706-3583
E-mail:johann(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

研究内容:電流下磁化測定にもとづいたCeRu2Al10の真の対称性の探索 / RMn2X2系の単結晶育成

自分を元素に例えると:20 Ca (カルシウム)

kon  

修士2年 M2
今 布咲子
(KON Fusako)
Room: 2-2-10, Tel.: 011-706-3558
E-mail:23kon(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

研究内容:奇パリティ結晶場が与える5f電子への影響(UIr2Ge2) / 奇パリティ磁気多極子系での電流誘起磁化の測定(UCu5In)

自分を元素に例えると:6 C(炭素)

mikami  

修士2年 M2
三上 義人
(MIKAMI Yoshito)
Room: 2-2-05, Tel.: 011-706-3558
E-mail:my8517(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

研究内容:CeRh2Si2の電流下・パルス磁場下・圧力下における弾性応答の研究 / 超音波によるURu2Si2の隠れた秩序の研究

自分を元素に例えると:9 F(フッ素)

murata  

修士2年 M2
村田 怜也
(MURATA Ryoya)
Room: 2-2-10, Tel.: 011-706-3558
E-mail:ryoryo(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

研究内容:放射光実験によるUNi4Bの特異な電気磁気効果現象の研究 / ひずみゲージによる熱膨張測定システムの構築と改良

自分を元素に例えると:37 Rb(ルビジウム)

kaneko  

修士1年 M1
金子 佑真
(KANEKO Yuma)
Room: 2-2-10, Tel.: 011-706-3558
E-mail:yuma1113(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

自分を元素に例えると:17 Cl(塩素)

hibino  

修士1年 M1
日比野 瑠央
(HIBINO Ruo)
Room: 2-2-05, Tel.: 011-706-3558
E-mail:r-hibino(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

自分を元素に例えると:25 Mn(マンガン)

hayasaka  

修士1年 M1
早坂 英海
(HAYASAKA Eikai)
Room: 2-2-10, Tel.: 011-706-3558
E-mail:eikai(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

自分を元素に例えると:7 N(窒素)

miura  

修士1年 M1
三浦 紘大
()
Room: , Tel.: 011-706-####
E-mail:kodai(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

自分を元素に例えると:# #(##)

 

---------- Undergraduate Student ----------

mikli  

学部4年 B4
御栗 丈⻁
()
Room: , Tel.: 011-706-####
E-mail:mikuri(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

自分を元素に例えると:# #(##)

itoh  

学部4年 B4
伊藤 圭吾
()
Room: , Tel.: 011-706-####
E-mail:keigo716(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

自分を元素に例えると:# #(##)

yanagiya  

学部4年 B4
柳⾕ 駿
()
Room: , Tel.: 011-706-####
E-mail:giya(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

自分を元素に例えると:# #(##)

ushida  

学部4年 B4
⽜田 啓太
()
Room: , Tel.: 011-706-####
E-mail:k-ushida(atmark)phys.sci.hokudai.ac.jp

自分を元素に例えると:# #(##)

kurisaki  

学部4年 B4
栗崎 龍之介
()
Room: , Tel.: 011-706-####
E-mail:

自分を元素に例えると:# #(##)

kasai  

学部4年 B4
葛⻄ 壮⼀郎
()
Room: , Tel.: 011-706-####
E-mail:s_kasai-32(atmark)eis.hokudai.ac.jp

自分を元素に例えると:# #(##)


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頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム
「 核物質を含む化合物の強相関電子物性研究のための日米欧ネットワークの構築 」

事業紹介


BC Project Schema  平成25年度日本学術振興会 頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム に採択されました。事業名は「 核物質を含む化合物の強相関電子物性研究のための日米欧ネットワークの構築 」で、代表者は網塚浩教授です。2014年2月〜2016年3月までの間、若手研究者3名が米国・ドイツ・チェコに派遣され、研究ネットワークを構築しました。

このページでは、本事業の目的・概要をご紹介します。

年度毎の人的交流・研究ネットワーク構築の履歴はこちらFY2015 / FY2014 / FY2013
研究業績発表成果はこちら

【計画概要】
・国際規制物資であるウランを含む化合物の研究分野で、枢要な位置を占めている一流研究機関に若手研究者を戦略的に派遣し、日本国外で調達したウラン化合物を用いて、それぞれの国の強み(研究施設・地政学上の関係・認識知)を活かしたグローバルな観点で最先端物性研究を行い、国際共同研究を推進する。
・また、将来の人的ネットワークの継続を目指して、北海道大学に於けるアクチノイド化合物の日米欧国際共同研究基盤の構築とその発展を担うリーダーの育成を目指す.

【若手研究者の派遣と国際共同研究との関連】
 本国は国際規制物資であるウランやトリウムの取り扱いに対して、特に厳しい制限が課されており、研究者個人レベルでウラン化合物を日本国外に持ち出したり日本国内に持ち込んだりすることは基本的に不可能である。そのため純粋なる学術研究目的であっても,それぞれの国に局在した環境でしか研究が行うことができないという大きな制約がある。これはウラン化合物の研究分野のグローバルな若手人材育成と基礎研究の発展を目指す上での大きな障壁となっている。これらの障壁を乗り越えるには国際ルールを遵守しつつ、草の根の人材交流(頭脳循環)を行うしかない。よって、軍事目的ではない純粋なる学術交流の観点から国境や法規制の壁を取り払ったアクチノイド化合物の研究基盤の構築を行うと同時に、若手研究者の人材確保と育成を鑑みたアクチノイド化合物研究の新たな人材交流のチャンネルの開拓を目指す。

本事業ではアクチノイド系化合物を含む強相関系物性研究で世界のトップクラスである下記の大学・研究施設と連携を行う。派遣国は政治的にも日本国と良好な関係を保っている国であり、複数機関と連携することで、より柔軟な試料調達体制が確立される。

【若手研究者の派遣と国際共同研究との関連】
 本国は国際規制物資であるウランやトリウムの取り扱いに対して、特に厳しい制限が課されており、研究者個人レベルでウラン化合物を日本国外に持ち出したり日本国内に持ち込んだりすることは基本的に不可能である。そのため純粋なる学術研究目的であっても,それぞれの国に局在した環境でしか研究が行うことができないという大きな制約がある。これはウラン化合物の研究分野のグローバルな若手人材育成と基礎研究の発展を目指す上での大きな障壁となっている。これらの障壁を乗り越えるには国際ルールを遵守しつつ、草の根の人材交流(頭脳循環)を行うしかない。よって、軍事目的ではない純粋なる学術交流の観点から国境や法規制の壁を取り払ったアクチノイド化合物の研究基盤の構築を行うと同時に、若手研究者の人材確保と育成を鑑みたアクチノイド化合物研究の新たな人材交流のチャンネルの開拓を目指す。


日: 北海道大学理学研究院 強相関電子磁性研究室 網塚 浩
柳澤達也
門別翔太
三浦植幸
→ 研究統括・単結晶試料作成技術
  強相関電子系の軌道自由度を観測する超音波測定技術および日米国内の中性子施設

独: ヘルムホルツ研究センター(ドレスデン・ローゼンドルフ)ドレスデン強磁場研究所 Sergei Zherlitsyn
→ 世界最長・最高級の70テスラ級パルスマグネットをはじめとする強磁場施設
UCSD Logo 米: カリフォルニア大学サンディエゴ校 M. Brian Maple
CEA Grenoble Logo 仏: フランス原子力庁グルノーブル研究所 Dai Aoki
Chalres University 捷(チェコ): カレル大学物理数学部 Vladimír Sechovský
→ 核物質を含む化合物の純良単結晶試料合成・評価技術

【若手研究者の海外派遣実績】
 本事業では、研究者・研究環境の保安経験と国際法規の遵守を重要視し、アクチノイド系化合物を用いる物性研究の実務経験を2年以上有することと、TOEFL iBT 70点以上もしくはそれに値する外国語コミュニケーション能力を有すること、を選考基準に若手研究者を選抜し、米国、チェコ、ドイツへそれぞれ交互に派遣した。

H.25, H27 門別翔太(北大院理 博士後期課程) ドイツ(ドレスデン) 321日
H.26 柳澤達也(北大理 准教授)   アメリカ(ラホヤ) 193日
ドイツ(ドレスデン) 164日
H.26-27 三浦植幸(北大院理 博士後期課程) チェコ(プラハ) 355日

若手研究者派遣の順番


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【頭脳循環:2015年の実績】

【2015年(平成27年)度】








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Publication List

▶ 2020

'Elastic Response in the Dilute non-Kramers System Y1-xPrxIr2Zn20'
T. Yanagisawa, H. Hidaka, H. Amitsuka, S. Zherlitsyn, J. Wosnitza, Y. Yamane, and T. Onimaru
JPS Conf. Proc. 29 (2020) 015002.[arXiv:1911.07462]

'Linearly Polarized Hard X-Ray Photoemission Spectroscopy of PrBe13'
Satoru Hamamoto, Yuina Kanai-Nakata, Hidenori Fujiwara, Kentaro Kuga, Takayuki Kiss, Atsushi Higashiya, Atsushi Yamasaki, Shin Imada, Arata Tanaka, Kenji Tamasaku, Makina Yabashi, Tetsuya Ishikawa, Hiroyuki Hidaka, Tatsuya Yanagisawa, Hiroshi Amitsuka, Akira Sekiyama
JPS Conf. Proc. 29 (2020) 012010.

'Unusual phase boundary of the magnetic-field-tuned valence transition in CeOs4Sb12'
K. Götze, M. J. Pearce, P. A. Goddard, M. Jaime, M. B. Maple, K. Sasmal, T. Yanagisawa, A. McCollam, T. Khouri, P.-C. Ho, and J. Singleton
Phys. Rev. B 101 (2020) 075102.[arXiv:1910.01757]

'Quadrupolar Susceptibility and Magnetic Phase Diagram of PrNi2Cd20 with Non-Kramers Doublet Ground State'
Tatsuya Yanagisawa, Hiroyuki Hidaka, Hiroshi Amitsuka, Shintaro Nakamura, Satoshi Awaji, Elizabeth L. Green, Sergei Zherlitsyn, Joachim Wosnitza, Duygu Yazici, Benjamin. D. White, and M. Brian Maple
Philosophical Magazine 100,1268-1281 (2020). [arXiv:1911.11914]

'Observation of the 4f ground-state symmetry in strongly correlated cubic Pr compounds probed by linearly polarized 3d core-level photoemission spectroscopy'
S. Hamamoto, Y. Kanai, S. Fujioka, Y. Nakatani, H. Fujiwara, K. Kuga, T. Kiss, A. Higashiya, A. Yamasaki, S. Imada, A. Tanaka, K. Tamasaku, M. Yabashi, T. Ishikawa, H. Hidaka, T. Yanagisawa, H. Amitsuka, K.T. Matsumoto,1, T. Onimaru, T. Takabatake, and A. Sekiyama
Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena ## (2020). (accepted)

'Magnetic Phase Transitions of CeTe at 50 mK in Fields up to 28 T'
Shintaro Nakamura, Satoshi Awaji, Tatsuya Yanagisawa, Takeaki Saito, Takeshi Matsumura, and Akira Ochiai
JPS Conf. Proc. 30, 011155 (2020).

'Magnetic Phase Diagram of Helical Magnet GdBe13'
Hiroyuki Hidaka, Kota Mizuuchi, Tatsuya Yanagisawa, and Hiroshi Amitsuka
JPS Conf. Proc. 30, 011117 (2020).

'Rare-Earth Atomic Motion in RBe13 (R: La, Pr, Sm)'
Satoshi Tsutsui, Yusei Shimizu, Hiroyuki Hidaka, Akinari Kohriki, Ryoya Murata, Yoshitaka Yoda, Tatsuya Yanagisawa, Hiroshi Amitsuka
JPS Conf. Proc. 30, 011115 (2020).

▶ 2019

'Hall effect and resistivity in epitaxial MnSi thin films and nanostructures under ambient and high pressure'
D. Menzel, D. Schroeter, N. Steinki, S. Süllow, A. Fernandez-Scarioni, H. Schumacher, H. Okuyama, H. Hidaka, and H. Amitsuka
IEEE Transactions on Magnetics 55, 1500204 (4pages) (2019).

'Spin rotation induced by applied pressure in the Cd-doped Ce2RhIn8 intermetallic compound”
D. S. Christovam, C. Giles, L. Mendonça-Ferreira, J. Leão, W. Ratcliff, J. W. Lynn, S. Ramos, E. N. Hering, H. Hidaka, E. Baggio-Saitovich, Z. Fisk, P. G. Pagliuso, and C. Adriano
Physical Review B 100, 165133-1~6 (2019).

詳しくは<a href='http://sonicbangs.sci.hokudai.ac.jp/yanagisawa/Kaleidoscope/QKE_2019_01.htm
'>こちら</a>

'Evidence for the Single-Site Quadrupolar Kondo Effect in the Dilute non-Kramers System Y1-xPrxIr2Zn20'
T. Yanagisawa, H. Hidaka, H. Amitsuka, S. Zherlitsyn, J. Wosnitza, Y. Yamane, and T. Onimaru
Phys. Rev. Lett. 123, 067201 (2019).[arXiv:1907.06284]

'Magnetic, Transport, and Phonon Properties of the Trivalent Eu Metallic Compound EuBe13'
Hiroyuki Hidaka, Kota Mizuuchi, Tatsuya Yanagisawa, and Hiroshi Amitsuka
J. Phys. Soc. Jpn. 88, 034708 (2019).[arXiv:1901.06120]

▶ 2018

'Magnetoelastic phenomena in antiferromagnetic uranium intermetallics: The UAu2Si2 case'
M. Vališka, H. Saito, T. Yanagisawa, C. Tabata, H. Amitsuka, K. Uhlířová, J. Prokleška, P. Proschek, J. Valenta, M. Míšek, D. I. Gorbunov, J. Wosnitza, and V. Sechovský
Phys. Rev. B 98 (2018) 174439.

'Low-temperature x-ray crystal structure analysis of the cage-structured compounds MBe13(M=La, Sm, and U)'
Hiroyuki Hidaka, Ryoma Nagata, Chihiro Tabata, Yusei Shimizu, Naoyuki Miura, Tatsuya Yanagisawa, and Hiroshi Amitsuka
Phys. Rev. Materials 2 (2018) 053603.[arXiv/1804.10311]

'Search for multipolar instability in URu2Si2 studied by ultrasonic measurements under pulsed magnetic field'
T. Yanagisawa, S. Mombetsu, H. Hidaka, H. Amitsuka, P. T. Cong, S. Yasin, S. Zherlitsyn, J. Wosnitza, K. Huang, N. Kanchanavatee, M. Janoschek, M. B. Maple, D. Aoki
Phys. Rev. B 97 (2018) 155137. [arXiv/1804.01244]

'Evidence for a New Magnetoelectric Effect of Current-Induced Magnetization in a Toroidal Magnetic Ordered State of UNi4B'
Hiraku Saito, Kenta Uenishi, Naoyuki Miura, Chihiro Tabata, Hiroyuki Hidaka, Tatsuya Yanagisawa, and Hiroshi Amitsuka
J. Phys. Soc. Jpn. 87 (2018) 033702. [Editor's Choice]

'Uncompensated Antiferromagnetic Ordering of UAu2Si2 Studied by 29Si-NMR'
C. Tabata, Y. Ihara, S. Shimmura, N. Miura, H. Hidaka, T. Yanagisawa, H. Amitsuka
J. Phys. Soc. Jpn. 87 (2018) 114707. [arXiv/1712.03469]

'Magnetic anisotropy on the single crystal UNi4B probed by 11B NMR'
Y. Kishimoto, H. Matsuno, H. Kotegawa, H. Tou, H. Saito, H. Amitsuka, Y. Homma, A. Nakamura, D. X. Li, F. Honda, and D. Aoki
Physica B 536 (2018) 564-566.

▶ 2017

'Neutron diffraction study on single-crystalline UAu2Si2'
Chihiro Tabata, Milan Klicpera, Bachir Ouladdiaf, Hiraku Saito, Michal Valiska, Klara Uhlirova, Naoyuki Miura, Vladimir Sechovsky, and Hiroshi Amitsuka
Phys. Rev. B 96 (2017) 214442.

'Magnetically Ordered State and Crystalline-Electric-Field Effects in SmBe13'
Hiroyuki Hidaka, Seigo Yamasaki, Yusei Shimizu, Naoyuki Miura, Chihiro Tabata, Tatsuya Yanagisawa, and Hiroshi Amitsuka
J. Phys. Soc. Jpn. 86 (2017) 074703.

'Sm Valence States and Magnetic Properties in SmBe13 and SmTi2Al20 Investigated by Sm Synchrotron-Radiation-Based Mössbauer Spectroscopy'
Satoshi Tsutsui, Yoshio Kobayashi, Jin Nakamura, Michael K. Kubo, Shota Amagasa , Yasuhiro Yamada, Yoshitaka Yoda, Yusei Shimizu, Hiroyuki Hidaka, Tatsuya Yanagisawa, Hiroshi Amitsuka, Akira Yamada, Ryuji Higashinaka, Tatsuma D. Matsuda and Yuji Aoki
Hyperfine Interactions 238 (2017) 100.

'Observation of Low-Energy Einstein Phonon and Superconductivity in Single-Crystalline LaBe13'
Hiroyuki HIDAKA, Yusei SHIMIZU, Seigo YAMAZAKI, Naoyuki MIURA, Ryoma NAGATA, Chihiro TABATA, Shota MOMBETSU, Tatsuya YANAGISAWA, Hiroshi AMITSUKA
J. Phys. Soc. Jpn. 86 (2017) 023704.

▶ 2016

'Peculiar Magnetism of UAu2Si2'
Chihiro Tabata, Naoyuki Miura, Klára Uhlířová, Michal Vališka, Hiraku Saito, Hiroyuki Hidaka, Tatsuya Yanagisawa, Vladimír Sechovský, and Hiroshi Amitsuka
Phys. Rev. B 94 (2016) 214414.

'Fermi-surface topologies and low-temperature phases of the filled skutterudite compounds CeOs4Sb12 and NdOs4Sb12'
Pei Chun Ho, John Singleton, Paul A. Goddard, Fedor F. Balakirev, Shalinee Chikara, Tatsuya Yanagisawa, M. Brian Maple, David B. Shrekenhamer, Xia Lee, and Avraham T. Thomas
Phys. Rev. B 94 (2016) 205140.

'Heat capacity measurements on UBe13 in rotated magnetic fields: Anisotropic response in the normal state and absence of nodal quasiparticles'
Yusei Shimizu, Shunichiro Kittaka, Toshiro Sakakibara, Yoshinori Haga, Etsuji Yamamoto, Hiroshi Amitsuka, Yasumas Tsutsumi, Kazushige Machida
J. Mag. Mag. Mat. 400 (2016) 52-55.

詳しくは<a href='http://sonicbangs.sci.hokudai.ac.jp/yanagisawa/Kaleidoscope/SOS_PRB2016.htm
'>こちら</a>

'Study of Localized Character of 4f Electrons and Ultrasonic Dispersions in SmOs4Sb12 by High-Pressure High-Frequency Ultrasonic Measurements'
S. Mombetsu, T. Murazumi, H. Hidaka, T. Yanagisawa, H. Amitsuka, P.-C. Ho, and M. B. Maple
Phys. Rev. B 94 (2016) 084152.

詳しくは<a href='http://sonicbangs.sci.hokudai.ac.jp/yanagisawa/Kaleidoscope/SOS_JPSJ2016-01.htm
'>こちら</a>

'Crystalline Electric Field and Kondo Effect in SmOs4Sb12'
Shota Mombetsu, Tatsuya Yanagisawa, Hiroyuki Hidaka, Hiroshi Amitsuka, Shadi Yasin, Sergei Zherlitsyn, Jochen Wosnitza, Pei-Chun Ho, and M. Brian Maple
J. Phys. Soc. Jpn. 85 (2016) 043704.

'Synchrotron Radiation Mössbauer Spectroscopy Using 149Sm Nuclei'
Satoshi Tsutsui, Ryo Masuda, Yasuhiro Kobayashi, Yoshitaka Yoda, Kota Mizuuchi, Yusei Shimizu, Hiroyuki Hidaka, Tatsuya Yanagisawa, Hiroshi Amitsuka, Fumitoshi Iga, and Makoto Seto
J. Phys. Soc. Jpn. 85 (2016) 083704.

'High Magnetic Field Study of Elastic Constants of the Cage-structure Compound SmBe13'
S. Mombetsu, T. Murazumi, K. Hiura, S. Yamazaki, Y. Shimizu, H. Hidaka, T. Yanagisawa, H. Amitsuka, S. Yasin, S. Zherlitsyn and J. Wosnitza
J. Phys. Conf. Ser. 683 (2016) 012032.

'Magnetic anisotropy and thermodynamic anomaly in the superconducting mixed state of UBe13 probed by static dc magnetization measurements'
Yusei Shimizu, Yoshinori Haga, Tatsuya Yanagisawa, and Hiroshi Amitsuka
Phys. Rev. B 93 (2016) 024502.

▶ 2015

詳しくは<a href='http://dx.doi.org/10.1016/j.jmmm.2015.03.054
'>こちら</a>

'Pressure-Temperature Phase Diagram of CeAg'
Hiroyuki HIDAKA, Shinya OTANI, Hiraku SAITO, Kaori TATSUMI, Tatsuya Yanagisawa and Hiroshi AMITSUKA
J. Mag. Mag. Mater. 385 (2015) 428-432.

'Magnetic ground-state properties of noncentrosymmetric CePt3B1-xSix'
D. Rauch, P. Horenburg, S. Hartwig, F. J. Litterst, S. Süllow, H. Luetkens, C. Baines, S. Yamazaki, H. Hidaka, H. Amitsuka, and E. Bauer
Phys. Rev. B 92 (2015) 115114.

'Nonmagnetic ground state in the cubic compounds PrNi2Cd20 and PrPd2Cd20'
D. Yazici, T. Yanagisawa, B. D. White, and M. B. Maple
Phys. Rev. B 91 (2015) 115136.

'Ultrasonic Investigation of Magnetic Ordering with Higher-Order Interactions in the Cage-Structured Compound U3Pd20Si6'
T. Yanagisawa, Kenta Hiura, Shota Mombetsu, Taro Murazumi, Hiroyuki Hidaka, Hiroshi Amitsuka, Naoyuki Tateiwa, and Yoshinori Haga
J. Phys. Conf. Ser. 592 (2015) 012095.


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