What's New
令和5(2023)年度学術変革領域研究(A) アシンメトリが彩る量子物質の可視化・設計・創出 (アシンメトリ量子) A01:量子ビームによるアシンメトリ量子物質のミクロ解析(網塚浩) 課題番号:23H04867 A02:精密物性測定によるアシンメトリ量子物質の新機能開拓(柳澤達也) 課題番号:23H04868 の助成を受けています。 |
C01:拡張多極子による動的応答(網塚浩) 平成27~31年度 課題番号:15K05882の 助成を受けていました。 |
「これからの予定」
Sep. 16-19, 2024 日本物理学会第79回年次大会 (於 北海道大学)
Jun. 30- Jul 5. 2024 ICM2024 (於 Bologna)
Mar. 18-21, 2025 日本物理学会 2025年春季大会 (オンライン)
「これまでの研究・アウトリーチ活動」
May. 29-31, 2024 アシンメトリ量子 領域全体会議 (於 東広島芸術文化ホール)
Oct 9-12, 2023 H-Physics Workshop (於 Grenoble,France)
Sep 21, 2023 D2の日比野 瑠央さんが,東北大学で開催された『日本物理学会 第78会年次大会』にて,学生優秀発表賞を受賞されました.
Sep 16-19, 2023 日本物理学会第78回年次大会 (於 東北大学)
Aug 30-31, 2023 D3の今 布咲子さんが北海道大学で開催されたアシンメトリ量子 トピカルミーティングにてポスター賞を受賞されました.
Jul 3, 2023 D3の今 布咲子さんが仁川(韓国)で開催されたSCES2023(強相関電子系国際会議)で最優秀発表賞を受賞されました.
Jul 2-7, 2023 SCES2023 (於 仁川)
Jun 9-10, 2023 D3の今 布咲子さんが2023年6月10-11日に岡山大学で開催された"令和5(2023)年度 学術変革領域研究(A)「アシンメトリが彩る量子物質の可視化・設計・創出」 キックオフミーティング"のポスターセッション(73件のポスター発表)にて、最優秀賞を受賞されました.
Jun 9-10, 2023 学術変革(A) 「アシンメトリ量子」キックオフミーティング (於 岡山大学)
Jul 31, 2022 日本物理学会誌(Journal of Physical Society of Japan)に超音波測定によるUTe2の格子不定性の研究に関する論文が掲載されました。
Jul 31, 2022 日本物理学会誌(Journal of Physical Society of Japan)にUIr2Si2の弾性特性と結晶場効果に関する論文が掲載されました。
Sep 20, 2022 米国物理学会誌 (Physical Review B) に強磁性ウラン化合物 U3Cu4Ge4 の磁場中弾性応答に関する論文が掲載されました。
Aug 22, 2022 米国物理学会誌 (Physical Review B) に充填スクッテルダイト化合物Pr1-xNdxOs4Sb12のミュオンスピン回転と緩和に関する論文が掲載されました。
Aug 10, 2022 日本物理学会誌(Journal of Physical Society of Japan)に単結晶CeCoSiの基礎物性測定による磁場-温度相図に関する論文が掲載されました。
Jul 1, 2022 D1の日比野瑠央さんが2022年度理学院優秀研究奨励賞を受賞されました。おめでとうございます!
Jan 28 , 2022 物理学科3回生用の「研究室紹介サイト(学内限定)」を作りました。研究室紹介ビデオや各種動画コンテンツが視聴できます。ELMS IDホルダー限定ですので、ELMSでGoogleにログインしてからご覧ください。
Apr 1, 2022 日髙助教が2022年度豊田理研スカラー として「渦状磁気構造を持つ金属磁性体における電流が駆動する格子ひずみの検証」という研究テーマで採択されました。
Dec 17, 2021 D1の今 布咲子さんが2021年度理学院優秀研究奨励賞を受賞されました。おめでとうございます!
Dec 3, 2021 大学受験予備校東進ドットコム の 東進TV (Youtube) 「ぶらり大学探訪」に、当研究室D1の今 布咲子さん、M2の日比野瑠央さん、網塚教授が出演して、研究紹介を行っています。どうぞご覧ください。
Aug 4, 2021 日本物理学会誌(Journal of Physical Society of Japan)にSmBe13の傾斜したヘリカル磁気構造のNMR測定に関する論文が掲載されました。
May 21, 2021 科学新聞 2021年5月21日第四面に記事が掲載されました。『磁気渦中の電気四極子自由度保ちながら存在』
May 3, 2021 米国物理学会誌(Physical Review B)にファンデルワールス結晶VI3の磁気異方性に関する論文が掲載されました。
Apr 26, 2021
当研究室D1の今 布咲子さんが「日本物理学会 優秀発表賞」 (領域8)を受賞しました! |
Apr 15, 2021 Webメディア(Optronics Online)に記事が掲載されました。『北大ら,磁気渦の中心で揺らぐ電気四極子を観測』
Apr 12, 2021
米国物理学会誌(Physical Review Letters)にUNi4Bの電気四極子応答に関する論文が掲載されました。詳しくはこちら。
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Apr 1, 2021 柳澤准教授が2021年度豊田理研スカラー として「精密超音波法による多チャンネル近藤効果の実証」という研究テーマで採択されました。
Sep 20-25, 2020 「【新型コロナウイルスの影響により開催延期】SCES2020(International Conference on Strongly Correlated Electron Systems)」 (於 Guarujá, Brazil)
Sep 1-4, 2020 「【新型コロナウイルスの影響により開催期間変更】日本物理学会2020年秋季大会」 (於 熊本大学)
Aug 15-22, 2020 「【新型コロナウイルスの影響により開催延期】LT29 (the 29th International Conference
on Low Temperature Physics)」 (於 札幌コンベンションセンター)
Mar 16-19, 2020 「【新型コロナウイルスの影響により現地開催中止】日本物理学会2020年次大会」 (於 名古屋大学)
Jan 6-8 2020 「令和元年度領域全体会議」 (於 神戸大学)
Dec 10-14, 2019 「MRM2019」 (於 横浜シンポジア)
Nov 27-28, 2019 「第13回科学領域横断研究会」 (於 東京大学 本郷キャンパス)
Oct 16, 2019 Webメディア(academist journal)に柳澤准教授の記事が掲載されました。『超音波で観る固体中の電子 – 30年来の謎「四極子近藤効果」を実証』
Sep 23-29, 2019 「
International Conference on Strongly Correlated Electron Systems 2019」(強相関電子系国際会議)(於 岡山コンベンションセンター)
Sep 21, 2019
「J-Physics2019 International Conference」 (於 神戸大学)において |
Sep 18-21, 2019 「International Workshop on Conductive Multipoles and Related Phenomena: J-Physics 2019」
(於 神戸大学)
Sep 10-13, 2019 「日本物理学会2019秋季大会」 (於 岐阜大学)
Aug 5-9, 2019 「J-Physics:ものづくり学校」(於 高野山大学)
Aug 6, 2019
米国物理学会誌(Physical Review Letters)に(Pr,Y)Ir2Zn20の四極子近藤効果に関する論文が掲載されました。詳しくはこちら。
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Jul 22-23, 2019 「J-Physics 地域研究会 - 札幌」 (於 北海道大学)
Jul 16-17, 2019 「J-Physics 地域研究会 - 大阪」 (於 大阪大学 豊中キャンパス)
Jul 9-10, 2019 「5th ISCPMS 2019」 (於 Depok, Indonesia)
Jun 28-29, 2019 「J-Physics 地域研究会 - 本郷」 (於 東京大学 本郷キャンパス)
Jun 12-13, 2019 「J-Physics 地域研究会 - 仙台」 (於 東北大学 金属材料研究所)
Jun 6-7, 2019 「J-Physics 地域研究会 - 北九州」 (於 北九州工業大学 戸畑キャンパス)
Apr 14-18, 2019 「The 49èmes Journées des Actinides 」(アクチノイド系国際会議) (於 Erice, Italy)
Mar 14-17, 2019 「日本物理学会2019年次大会」 (於 九州大学)
Feb 14, 2019 日本物理学誌(Journal of Physical Society of Japan)にEuBe13においてEuが+3価の稀有な価数状態をとることを明らかにし、さらにフォノン物性を詳しく調べた論文が掲載されました。
Jan 21-22, 2019 「新学術領域研究J-Physics: C01トピカルミーティング「拡張多極子物性研究の現状と展望」」 (於 明治大学)
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研究室について
理学院について
2010年4月より、理学研究院の組織改変が行われ、理学院、総合化学院、生命科学院の3つに分かれました。理学院は数学専攻、物性物理学専攻、宇宙理学専攻、自然史科学専攻の4つに分かれており、当研究室は物性物理学専攻に属しております。
物性物理学専攻は、理論系と実験系に大別されます。理論系は、これまでわかってきた様々な物理現象をもとに、数式やコンピューターシミュレーションなどを用いて新たな物理法則を発見していく部門で、実験系は未知の試料の性質を様々な実験手法を通して解明していく部門です。当研究室「Jマテリアル強相関物性(旧 極低温)」は実験系の研究室で、主に、「重い電子系」と呼ばれるウラン化合物などの極低温における物性を調べています。以下で、簡単に当研究室の概要について紹介します。
Jマテリアル強相関物性研究室について
“極低温”と聞くと、何度くらいの温度を想像するでしょうか?普段の生活の中で低温といえば、まず身近なものとして冷凍庫が挙げられるでしょう。家庭用冷凍庫の中の温度はおよそ-18℃で、この温度では水や食品はもちろんカチカチに凍ってしまいます。さらに低温となると、地球上最も寒い南極の観測史上最低気温がおよそ-80℃という記録があります。しかし、-18℃も-80℃も、この研究室で扱っている温度に比べると、はるかに高温なのです。私たちは普段、最も低い温度でおよそ-273℃という極低温で実験を行っています。-273℃は、水はもちろん、空気(主に窒素や酸素)までもが固体になってしまうほどの低温で、このような極低温の下で主にウランなどを含む金属化合物の物性を調べています。物性とは、電気抵抗、比熱、磁化、硬さなどの物質固有の性質のことで、物性についての研究は今日の高度な科学技術の発展において必要不可欠なこととなっています。例えばコンピューターや携帯電話に使われている半導体は、物性理論の発展によってその性質が明らかになり、現代の情報社会を支える大きな役目を担っています。Jマテリアル強相関物性研究室では、物性を極低温で調べることによって室温では見られないような様々な現象(例えば超伝導など)について研究を進めています。
研究室の雰囲気について
当研究室の特色のひとつは、「ご飯はみんなで食べた方がおいしい」というモットー(?)です。お昼時になると、教員も学生もみんなで学食に行き、研究の進み具合や日常生活で起こった笑い話などをしながら昼食を取ります。これは他の研究室ではあまり見られないことです。その後、コーヒーブレイクタイムもあり、談笑しつつ午後からの実験に向けてやるべきことを確認し合います。このように、教員と学生との距離がとても近く、実験が上手くいかなかったときも教員と共に話し合いながら研究を進めています。
飲み会などの行事も多く、歓迎会や内定おめでとう会、院試お疲れ様会など、何かにつけて飲み会を開いています。始めは何気ない話で盛り上がっていても、最終的には物理や研究について熱く語ってしまうのはご愛嬌(笑)。院生の中には、夜遅くまで時間を忘れ実験に没頭してしまう人もいて、熱い面々が揃っています。
研究室紹介ポスター
大学1,2,3年生へ
当研究室に少しでも興味をお持ち頂けたでしょうか?研究室を決めるに当たって、研究内容はもちろんですが、どんな人たちがいるのか、どんな雰囲気か、ということもとても気になるところだと思います。少しでも興味をお持ち頂けたのなら、まずは気軽に研究室を覗きに来てみて下さい。
大学院生居室1 理学部2号館2階5号室(2-2-05室)
でんわ 011−706−3583
大学院生居室2 理学部2号館2階10号室(2−2−10室)
でんわ 011−706−3558
J-Material: What is this? 〜「Jマテリアル」命名の由来〜
固体内電子のスピン軌道相互作用と結晶構造に内在するパリティ対称性の破れがもたらす新しい物質機能,並びにこれを有する新物質のことを「Jマテリアル」と名付けました。この記事には続きがあります:続きを読む ...
超領域対談 高分子機能学×物理学(柳澤 達也 准教授)
柳澤准教授が北大理学部のYoutubeチャンネルの番組「超領域対談」に出演しました。研究室(超音波実験)の様子も登場しますので、ぜひご覧ください!
Present Member
Jマテリアル強相関物性 研究室 2024年度(令和6年度)メンバー |
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---------- Staffs ---------- |
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教授 Professor 専門: 低温磁性 自分を元素に例えると:94 Pu (プルトニウム) |
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准教授 Associate Professor 専門:誘電体物理、相転移現象 自分を元素に例えると: () |
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教授 Professor(Since 2022) 専門:超音波電子物性 自分を元素に例えると:12 Mg (マグネシウム) |
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助教 Assistant Professor (since 2007) 専門:高圧下物性測定 自分を元素に例えると:1 H2 (水素) |
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---------- Graduate Students ---------- |
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博士3年 D3 日本学術振興会特別研究員(DC2) 研究内容:非クラマース系化合物(Y,Pr)Ir2Zn20及び(La,Pr)Ti2Al20の弾性応答における元素希釈効果 -Elemental dilution effect of the elastic response on the non-Kramers systems (Y,Pr)Ir2Zn20 and (La,Pr)Ti2Al20- 自分を元素に例えると:25 Mn(マンガン) |
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修士2年 M2 自分を元素に例えると:25Mn(マンガン) |
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修士2年 M2 研究内容:f電子系磁性体における熱膨張測定と磁気圧電効果の検証 -Thermal expansion measurement and verification of magneto-piezoelectric effect in f-electron magnetic materials- 自分を元素に例えると:58Ce(セリウム) |
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修士2年 M2 研究内容:アシンメトリ量子系における超音波を用いた交差相関現象の研究 -Study of cross-correlation phenomena using ultrasound in asymmetric quantum systems- 自分を元素に例えると:92U(ウラン) |
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修士1年 M1 研究内容:5f電子パリティ混成効果を具現する典型物質の探索 - Search for prototype materials exhibiting parity mixing effects of 5f electrons - 自分を元素に例えると:19K (カリウム) |
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修士1年 M1 研究内容:金属の極性-非極性構造相転移を示すLiReO3の超音波測定 - Ultrasonic measurements of the polar-nonpolar structural phase transition in the matallic compound LiReO3 - 自分を元素に例えると:39Y (イットリウム) |
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修士1年 M1 研究内容:URu2Si2の隠れた秩序状態における磁気トルク測定 - Magnetic torque measurements in the hidden order state of URu2Si2- 自分を元素に例えると:26Fe (鉄) |
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修士1年 M1 研究内容: 自分を元素に例えると:**** |
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修士1年 M1 研究内容: 自分を元素に例えると:**** |
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---------- Undergraduate Students ---------- |
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学士4年 B4 研究内容: 自分を元素に例えると: |
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学士4年 B4 研究内容: 自分を元素に例えると: |
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学士4年 B4 研究内容: 自分を元素に例えると: |
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学士4年 B4 研究内容: 自分を元素に例えると: |