Colloquium
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Colloquium 2009
- 題目:
RIビームファクトリで拓く極限原子核の世界
- 講師:
中村 隆司 氏
(
東京工業大学 教授
)
- 日時
2010年1月21日(木曜日)13:00〜15:00
- 場所
理学部2号館4階09号室(2-4-09)
- 要旨
中性子と陽子の数を自由にコントロ−ルできる不安定核ビームの登場によって、
原子核物理学は新たな時代に入った。
不安定核ビームによって作られた陽子と中性子の数のバランスを崩した不安定な
原子核がこれまで知られてきた原子核基本的同程度理解を超えた性質を持ってい
ることが明らかになってきた。たとえば、原子核の基本的性質と知られてきた密
度やエネルギーの飽和性を破る原子核の存在や、原子核の殻構造を特徴つける魔
法数の変化などを実験的に見出され、理論的研究も進んでいる。
そのような不安定核の特徴を紹介し、不安定核研究の最先端の話題を紹介する。
- 連絡先: 加藤 幾芳 (内線 2684)
物理コロキウム世話人 奥田 浩司 (内線 3442)