講演題目: メゾスコピック構造を持つ半導体のラマン散乱
講 師 : 大成誠之助
(筑波大学物質工学系教授)
日 時 : 平成13年7月11日(水) 17:00〜
場 所 : 北海道大学大学院理学研究科物理学専攻 大学院講義室
理学部 2号館(2−11号室)
要 旨 :
まず、半導体微粒子の音響波ラマン散乱および光学音子のラマン散乱への微粒子サイズ効果について述べる.つぎに、非晶質半導体のラマン散乱と中距離秩序とについて述べ、静水圧力下における低波数ラマン散乱の振る舞いについて説明する.さらに、遠赤外分光による非晶質半導体の電荷密度揺らぎの相関距離について述べる。
また、サイズに依存する微粒子の原子構造の相転移への加圧効果についてのラマン散乱の実験結果を述べる。その他の最近の研究についても紹介したい。
世話人 中原純一郎
(北海道大学大学院理学研究科)
(jun@phys.sci.hokudai.ac.jp)
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