Diligence is the mother of good luck.

A bad workman always blames his tools.

2018. Feb. 13. AIP AdvancesにAg2CrO2の薄膜化と伝導特性についての論文が公開されました。

2018. Feb. 8. 麻生君が修士論文発表会で発表しました。

M2の麻生くんが修士論文発表会で研究内容を発表しました。発表は例年のごとく英語です。前日にデータの修正が必要なことに気づいた時には私としてはかなり焦りましたが、麻生君は動揺することなく薩摩隼人の粘り強さを見せつけてくれました。発表も良かったと思います。お疲れ様でした!

2017. Dec. 4. J-PARC,AMATERASでカペラサイトの中性子非弾性散乱実験を行いました。

J-PARC, AMATERASで緊急課題としてCaカペラサイトの中性子非弾性散乱実験を行いました。 実験はやってみるとどんどん予想外なことが起こり悩んだりもしますが、それも一つの面白さでしょうか。 今回も、飯田さんや中島さん、オートロ・スコットと食事をし楽しい時間を過ごしました。

2017. Nov. 28. 物質・材料研究機構の連携拠点推進制度に採択され、NIMSで共同研究を行いました。

物質・材料研究機構で行っている連携拠点推進制度に採択され、NIMS量子物質創成Gに2週間滞在し研究を行いました。 すでに博士課程の石井君が先行して滞在しており、彼と共にマルチプレスを用いた新物質合成に取り組みました。 やはり高圧合成は面白い。石井君は良い成果を出したようで、今後の展開が楽しみです。

2017. Nov. 20. 神戸大学で研究打ち合わせと共同実験を行いました。

神戸大学分子フォトサイエンス研究センター、極限物性物理学研究室で研究打ち合わせのセミナーと共同実験を行いました。夜は神戸の街で美味しいお酒をいただきました。

2017. Nov. 17. Physical Review BにvolborthiteのNMR論文が公開されました。

volborthiteの高磁場相におけるスピンダイナミクスに関する結果がPRBにアクセプトされました。

2017. Nov. 15. Physical Review BにCa-KapellasiteのNMR論文が公開されました。

2017. Oct. 19. 国際ワークショップFrontiers in Strongly Correlated Electron Systemを開催しました。

北大L-Stationの支援を受けて国際ワークショップを開催しました。今回はかねてから国際共同研究を行っているORNLの松田さんをお招きし、国内からも共同研究者の方々を中心にご参加頂くことになりました。フラストレート磁性体の分数励起や熱ホール効果、マルチフェロやスキルミオンについて多くの興味深い発表があり、研究会は大いに盛り上がりました。参加者の皆さま、2日間にわたりどうもありがとうございました。

研究会のリンクはこちら

2017. Sep. 27. 日本物理学会2017秋期大会に参加し、発表しました。

岩手大学で開催された日本物理学会に参加し発表を行いました。今回はCdCu3(OH)6Cl2の磁性についての発表でした。毎度のことですが、共同研究者の方々に感謝です。飲み会でも色々な交流が持て大変有意義なものになりました。発表の合間には、名古屋大のKTYM氏に会ってしまい、氏の近況を楽しく伺いました。盛岡は気候もよく、大変さわやかな場所でした。

2017. Sep. 1. 国際会議IUMRS-ICAM2017に参加し講演しました。

京都で行われた国際会議IUMRS-ICAM2017に参加、講演しました。APWQM2017からの連続参加ということもあり、少し疲れていましたが、何とか発表できました。発表後は石井君達有志と賀茂川沿いを歩きました。バンケットでの舞妓さんの踊りや京都の綺麗な街並みなど、色々と楽しい時間を過ごせました。写真は舞妓さんと一緒で楽しそうな石井君。

2017. Aug. 28. 国際会議1st Asia Pacific Workshop on Quantum Magnetism2017に参加し講演しました。

1st Asia Pacific Workshop on Quantum Magnetism 2017に参加し、講演を行いました。最近の情勢を踏まえ色々と心配もありましたが何の問題もなく、無事に会議は終わりました。ご一緒させて頂いた先生方と食べた焼き肉はとてもおいしかったです。

2017. Aug. 7. 北海道大学オープンキャンパスで高校生限定プログラムを担当しました。

北大でオープンキャンパスが開催され、今年度も高校生限定プログラムを担当しました。今年は、超伝導を使った磁気浮上列車や金属絶縁体転移を利用したおもちゃを作って高校生に強相関電子系のドラマチックな現象を体験してもらいました。楽しめてもらえた・・・ことでしょう!

2017. Aug. 3. JPSJに共著論文が出版されました。

飯田さんの論文がJPSJに公開されました。昨年12月にORNLで行った実験の結果をまとめたものです。K. Iida et al., J. Phys. Soc. Jpn., 86, 093703 (2017).

2017. June. 25. μSR2017に参加し、発表を行いました。

μSR2017が北大で開催され、発表を行いました。25日のスクールから参加し、興味深い発表等も聞けて有意義な時間でした。ポスター発表では皆さまから多くのご意見を頂きました。ありがたい事です。最終日の午後には、理学部に移動し、共同研究者の井原さんとフランスから来たP. Mendels氏、F. Bert氏、E. Kermarrec氏と議論しました。研究熱心な皆さんは刺激的でした。Mendels氏にはもっと色々作ってバラエティに富ませなさい、と言われました。ふぅ。分かってます、作ります!

2017. June. 6. J-PARC, AMATERASでCaカペラサイトの中性子非弾性散乱実験を行いました。

Caカペラサイトの中性子非弾性散乱をAMATERASで行いました。昨年12月にORNL、CNCSで行った実験のグレードアップ版です。今回はきちんと重水置換単結晶を合成し、バックグラウンドの低減を図りました。装置自体に由来するバックの低さも世界有数であり、今回の実験では非常にきれいなデータが取れました。重水置換単結晶は準備に半年近く擁しました。正直実験に間に合うかかなり不安でしたが、無事に目的を達成できて安心しています。Caカペラサイトは面白い物質です!

2017. May. 29. μSR成果報告会で発表を行いました。

KEKで行われたμSR成果報告会で発表を行いました。2月にJ-PARCで行ったのCaカペラサイト単結晶のμSR実験について、成果を報告しました。μSRは難しいですが、色々なアドバイスを頂けて理解が進みました。

2017. May. 23. Physical Review BにAg2Pd3Sの論文が公開されました。

2017. Apr. 14. J-PARC, SuperHRPDでLi2Cr3SbO8の中性子回折実験を行いました。

J-PARC、BL08、SuperHRPDでLi2Cr3SbO8の中性子回折実験を行いました。Crossの飯田さんには実験に、議論に、食事に大変お世話になりました。岡部さんともディスカッションができ、スコットとも会えました。今回は石井君も初めてJ-PARCでの実験に参加しました。大型実験施設に入るのは初めてでかなり興奮していたようで、熱心に飯田さんの説明に耳を傾けていました。飯田さん、今回もどうもありがとうございます。

2017. Mar. 28. 「理(ことわり)の社会実装を目指して vol.2」に研究が紹介されました。

2017. Mar. 27. 野口君が卒業し、新天地へと旅立ちました。

これまで一緒に研究を行ってきた野口君が無事卒業し、新天地へと旅立ちました。彼は実験に熱心でCa-Kapellasiteなど様々な面白い物質を作ってくれました。彼の独創的なアイデアは会社へ行っても活かされるでしょう。今後の活躍を期待しています。石井君は博士に進学です。これからまた一緒に頑張りましょう。3年間はあっという間でした。

2017. Mar.17. 日本物理学会(大阪大学)に参加・発表を行いました。

大阪大学で行われた日本物理学会に参加し発表を行いました。石井くんは初日のポスター発表で、多くの方々から有りがたいご意見を頂いていました。Lieb格子のモデルになる初めて?の物質です。まだどういう事が起こっているか分かりませんが、これから色々な測定をして明らかにしていきたいと考えています。会場では例によって話題性日本一の男、名古屋大学のKTYAMA氏とお話ししました。最近の研究動向などなど色々と話しあいました。余談ではありますが、学会後にKTYAMA氏からお土産を頂きました。器の大きな男です。この場を借りて厚くお礼申しあげます。

発表

・S = 1/2カゴメ格子反強磁性体CaCu3(OH)6Cl2・0.6H2Oの35Cl-NMRによる研究
吉田紘行, 井原慶彦, 野口直彌, 石井裕人, 高田篤A, 木田孝則A, 鳴海康雄A, 萩原政幸A, 河本充司, 佐々木孝彦B, 小田研
北大院理, 阪大先端強磁場A, 東北大金研B 領域3

・量子スピン液体CaCu3(OD)6Cl2・0.6D2Oにおける磁気励起
飯田一樹A, 吉田紘行B, David J. VoneshenC, 野口直彌B, 石井裕人B, 小田研B, 中島健次D
CROSS TokaiA, 北大院理B, ISISC, J-PARCセD 領域3

・S = 5/2三角格子ダイマーCs3Fe2Cl9の磁気構造
萩原雅人A,B, 益田隆嗣A, 石井裕人C, 吉田紘行C
東大物性研A, ORNLB, 北大院理C 領域3

・新規バナジウム酸化物K2Li2V6O14の磁性
石井裕人, 松下能孝A, 吉田紘行, 小田研
北大院理, 物材機構A 領域3

・二次元三角格子反強磁性体Ag2CrO2の強磁場輸送現象
浅岡俊介, 木田孝則, 奥谷顕, 吉田紘行A, 萩原政幸
阪大先端強磁場, 北大院理A 領域3

2017. Mar. 6. 大阪大先端強磁場科学研究センターで強磁場磁化測定を行いました。

大阪大先端強磁場科学研究センターで共同利用実験を行いました。今回は、石井君が発見したLieb格子化合物に加え、Cr三角格子の強磁場磁化測定を行いました。今年度の共同利用はこれで終了です。都合4回萩原研究室にお世話になりました。石井君も実験に参加させて頂き、色々と教えていただいて感謝しています。

2017. Feb. 28. Conference on Unusual Physics in Kagome Lattoceを開催します。

井原さんと共同でConference on Unusual Physics in Kagome Lattoceを開催します。会議には私たちの見つけたカゴメ反強磁性体について共同研究を行っている方々やカゴメ研究の若手トップランナーをお呼びする予定です。最新の成果を発表し、議論する場となればと思います。興味のある方は是非ご参加ください!

2017. Feb. 16. J-PARC, MLFでCaカペラサイトのμSR実験を行いました。

CaカペラサイトのμSR実験をJ-PARC、MLFで行いました。門野先生、幸田さん、岡部さんのご協力のもとダイリューションも使わせて頂いて80 mKまでの実験を行いました。今回は単結晶を用いた実験で、大きなトラブルもなく実験はスムーズに進みました。結果としては興味深い性質が見えており、Caカペラサイトの奥深さを思い知らされました。岡部さんには食事に連れて行って頂いたり、実験原理を教えていただいたり大変お世話になりました。岡部さんとはNIMS時代からのご縁です。データの解析をお任せしてしまいすみません。新しい物質を作り、興味深い物理を見つけるというのが自分の研究スタイルです。今回の成果も物質合成と物性評価が上手くマッチした結果と思っています。これからもμSR実験をできるよう、物質作りと課題申請を頑張ります。

2017. Feb. 14. Caカペラサイトの論文がJPSJに公開されました。

2017. Feb. 10. 石井君、野口君が修士論文発表会で発表しました。

私が北大に着任後すぐに一緒に研究を行う事になった二人が修士論文発表を行いました。英語での発表でしたが、二人とも上手に発表していました。二人がどれだけ実験に実験を重ねてきたかを良く知っていますし、苦しい局面でも楽しそうに実験してきた二人が晴れ舞台で発表する姿に少なからず感動しました。ハラハラドキドキもしましたが。野口君は就職し、石井君は博士へ進学します。二人の今後の活躍に期待しています。

2017. Jan. 23. 大阪大先端強磁場科学研究センターで強磁場磁化測定を行いました。

大阪大先端強磁場科学研究センターで共同利用実験を行いました。今回は、カゴメ化合物と三量体の強磁場磁化過程を測定し、興味深い結果を得る事が出来ました。早く解析して、世に出せるよう頑張ります。

2017. Jan. 1. あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

2016. Dec.11. ORNLで中性子非弾性散乱実験を行いました。

中性子ラウンドの最後を飾るのはアメリカORNLのSNSです。実験にはおなじみの飯田さんとCrossの石角さんと参加しました。今回でSNSの利用は2回目です。前回は松田さんに助けて頂きARCSでAg2CrO2の非弾性散乱実験を行いました。今回は、Caカペラサイトの単結晶における中性子非弾性散乱実験をCNCSで行いました。大成功だったISISでの粉末非弾性散乱の結果を単結晶を用いてさらに昇華させようというもいうものです。この実験には大量の単結晶が必要で、全て野口君が育ててくれました。約500個の大型?単結晶達!実は出発に際して、札幌で大雪が降った影響で千歳発-成田便に乗る事が出来ませんでした。遅れて到着したアメリカで、更に国内便が欠航するなど、まさに泣きっ面に蜂といった感じで、一日遅れでORNLにたどり着いた時にはもう疲れ果てていました。便の振替、空港でのあわただしい宿探し、欠航証明書の入手(たらいまわされるばかりで中々もらえない)など、かなり大変でした。SNSに着いてみると既に実験が始まっており、前回お世話になった松田さんにも実験に参加して頂きました。久しぶりにお会いする松田さんはやはりワールドクラスのオーラがありました。夜は皆で食事をして実験や色々なことについて語りました。たくさん単結晶を並べたといっても、スピン1/2の非弾性散乱を見るのは簡単ではなく、実験は一進一退という感じでした。しかし、進めていくと霧が晴れたかのようにデータが見えてきました。ビーム担当者のファンタスティックという一言も印象に残っています。きっとこの成果は、カゴメ研究の金字塔になると信じています。飯田さん、石角さんどうもありがとうございました。偶然SNSに実験に来ていたJasonと矢野さんにも感謝です。

2016. Nov.15. 石井君の論文がJournal of Solid State Chemistryに公開されました。

石井君のLiVSi2O6に関する論文がJournal of Solid State Chemistryに公開されました。興味のある方は是非。

2016. Nov.5. オーストラリアのANSTOで中性子弾性・非弾性散乱実験を行いました。

 ISISでのCaカペラサイトの中性子非弾性散乱実験に引き続き、11月はオーストラリアANSTOでCrカゴメの非弾性散乱実験を行う旅に出ました。共同研究者は再びCrossの飯田さん。中性子実験のエキスパートです。今回は、SIKAとPELICANという2台のビームラインを同時に動かしての実験です。前回同様、羽田で国際線に乗り継いで約10時間。時差が2時間しかないため余裕だと思っていましたが、毎日2時間早起きすると思うと意外と大変です。現地では、SIKAは矢野さんとフラストレーション業界でも有名なJason Gardnerさん、PELICANはRichardさんが私たちの実験を担当してくれました。SIKAは10Tマグネットにダイリューションという欲張りなセッティングにしましたが、PELICANに大量の試料をつぎ込んでしまったこととマグネットのバックグラウンドが予想以上に大きかったため、かなり苦戦しました。快適にデータを集めるPELICANをRichardさんにお任せし、SIKAのキャビンでああでもないこうでもないと議論して実験をするのは楽しい経験でした。Jasonにも面白い試料だと気に入ってもらい(多分)、かなり積極的に関わって頂きました。SIKAの状況に言葉には出ない諦めムードが漂う中、一人SIKAに向き合い悪戦苦闘するJasonの姿に感動するとともに、にじみ出る執念を感じました。Jason恐るべし。最終日には皆で昼食を取り、そのあと私達は帰路につきました。余談ですが研究所付近では夜になると野生のカンガルーが出る事もあるということで期待していたのですが、結局出会う事はありませんでした。筋骨隆々のカンガルーの写真を見ると、まぁ出会わなくてよかったかもと思っています。飯田さん、今回もどうもありがとうございました。

2016. Oct.10. 業績リストを更新しました。

 HFM2016、物理学会での発表を踏まえて業績リストを更新しました。

2016. Oct.3. 東京工業大学の田中秀数先生に集中講義を行って頂きました。

 東京工業大学の田中秀数先生を北大にお招きし、集中講義「実験で探るスピン系の量子多体効果」を行って頂きました。4日で15コマのハードスケジュールでした。学生は大変刺激を受けたようです。講義三日目のセミナー後は、小田先生、網塚先生を始め酒好きな若手達で懇親会を行いました。普段なかなか出来ないようなお話もでき、楽しい時間となりました。有志数名は二次会、三次会と梯子をしてしまい、ちょっと飲みすぎてしまいました。翌最終日の夕食は小田先生が車を出して下さり、小樽で寿司を食べました。迎え酒です。今回田中先生に札幌にお越し頂いたのは、私にとってはもちろんですが、北大物理の若手陣にとってもまたとない機会となりました。田中先生どうもありがとうございました。感謝申し上げます。

2016. Sep.21. Rutherford Appleton Lab.(ISIS)で中性子散乱実験を行いました。

 イギリスにあるRutherford Appleton Lab.(ISIS)で中性子散乱実験を行いました。私にとって初めてのイギリスで、どんな事になるのか楽しみにしていました。実験にはCrossの飯田さんと一緒に参加しました。今回は重水置換カルシウムカペラサイトの中性子非弾性散乱実験をLETという装置で行いました。毎度のことですが、重水置換は中々大変で、気をつけていてもどれだけ重水に置換されているか読みにくい。今回もかなり不安でしたが、上手い事磁気シグナルを見つける事が出来ました。一番最初の結果を見た時は全てバックグランドにしか見えずかなり焦りましたが。それにしても中性子のプロは本当に心強く頼もしいものです。飯田さん、色々教えて頂きどうもありがとうございました。ISISでの実験はとても楽しかったです。

 今回の試料作成ではM2の野口君が頑張ってくれました。重水を使う場合、通常の合成法とは少し感覚(条件)も違うし、試料の品質も変わったりします。なるべく大気に触れさせない事や、一滴の重水も無駄には出来ないなど精神的なプレッシャーもかなり大きくなります。野口君は予備的な実験も含めて2カ月半くらいかけて試料を準備してくれました。彼は整理整頓は苦手ですが、合成の楽しさを知っている人間で、細部にこだわりを持ち、色々な困難を乗り越える力があるようです。整理整頓は苦手ですが!!

2016. Sep.13. 石井、吉田が日本物理学会に参加し、発表を行いました。

 HFM2016から引き続き金沢で行われた日本物理学会に参加しました。今回は発表の準備時間があまり取れずちょっと焦りました。石井君の発表は前日の夜中まで修正が続いてしまい、彼にとっては大変だったかと思います。ですが、当日は石井君の発表も含めカゴメのセッションは大いに盛り上がり、僕としては非常に楽しかったです。座長の力によるところも大きかったかと思います。感謝です。学会では夕食も楽しみの一つですが、久しぶりにKEKや名古屋大の共同研究者と会い、飲みながら近況を語り合いました。そういえば名古屋大のKTYM氏とも昼食を食べました。さすがに話題性日本一の座は揺らがないようです。


2016. Sep.7. 石井、吉田がHighly Frustrated Magnetism 2016(台湾、台北)に参加し発表を行いました。

 台湾(台北)で国際会議Highly Frustrated Magnetism 2016が開催されました。CanadaのMcmaster大で行われたHFM2012以来の参加です。前回は口頭発表中にPCがフリーズするというアクシデントもあり思い出深いものでした。今回は初海外の石井君と一緒に参戦です。久しぶりのHFMはやはり楽しく、発表中も色々とディスカッション出来ました。隣で発表していたドイツの方からは自分の研究結果をお前の論文で使いなさいとの命令?を頂きました。押しの強さは重要です。石井君もきちんと発表し、色々と議論しているようでした。次回は2018年、アメリカのカリフォルニア工科大学で行われるとの事です。次回に向けて、実験を重ねます!


2016. Aug.8. 北大オープンキャンパスで高校生限定プログラムを担当し、超伝導の実験を行いました。

 2016年度の北大オープンキャンパスで高校生限定プログラムを担当しました。北海道中から多くの高校生が参加しました。中には千葉から参加した学生も。参加者の皆さんには超伝導とはどんなものかといった事を分かりやすく?説明したり、実際に電気抵抗測定や磁気浮上の実験をしてもらいました。物質の中で電子が織りなす不思議な現象に興味を持ってもらえたらよいのですが。


2016. Jul.25. 阪大先端強磁場科学研究センターで70Tまでの強磁場磁化測定を行いました。

 2016前期2度目の阪大強磁場の共同利用です。今回は70Tまでの磁場を打たせて頂ける事になりました。石井君も参加し、磁化測定について色々と学ばせて頂きました。まだ不完全ですが測定のマニュアルも作りましたので、次回からはもっと戦力になれればと思います。高田さんのパワーに負けないように頑張ります。


2016. Jul.21. 物質・材料研究機構で単結晶X線回折実験を行いました。

 物質・材料研究機構で単結晶X線回折実験を行いました。久しぶりのNIMSでの実験はやはり楽しいものです。インターン生としてNIMSに滞在して研究している石井君も元気そうで何よりでした。


2016. May.9. 阪大先端強磁場科学研究センターで強磁場実験を行いました。

 阪大先端強磁場科学研究センターで強磁場実験を行いました。予想外の結果が得られました。面白くなっていきそうです。


2016. May.9. 石井君が物質・材料研究機構のインターンに参加しました。

 今日から3か月間、石井君がインターンシップ生として、つくばの物質・材料研究機構に滞在します。きっと高圧合成の技術を身につけてくるでしょう。


2016. Apr.25. 麻生君、新物質?

 やったか?


2016. Apr.3. J-PARCで中性子実験を行いました。

 J-PARCで中性子散乱実験を行いました。また、共同研究者とカゴメ格子反強磁性体の中性子回折実験の結果やμSR実験について議論を交わしました。Crカゴメの磁気基底状態が徐々にその姿を現し始めています。


2016. Apr.1. 新年度が始まり新しいメンバーがやってきました。

 新年度が始まり研究室に新メンバー赤坂君、後田君が加入しました。新しい風となる事を期待しています。


2016. Mar.30. 業績を更新しました。

 業績を更新しました。興味のある方はリストをご覧ください。


2016. Mar.19. 日本物理学会第71回年次大会に参加し、石井君、野口君が成果を発表しました。

 日本物理学会第71回年次大会に参加し、石井君、野口君が成果を発表しました。彼らはこれで2度目の物理学会参加です。二人ともポスター発表だったのですが、多くの方々からご意見を頂き有意義な発表となったようです。


2016. Mar.9. 第6回北大クロスロード交流会「HOKUDAI流!未知との遭遇~Fusion-H報告会~」で発表を行いました。

 HOKUDAI流!未知との遭遇こと第6回北大クロスロード交流会においてFusion-Hの研究成果を発表しました。毎度のことですが医学、生物学の方々始め異分野の方に研究を紹介するのは難しいです。昼食を食べながらの懇親会では科研費取得のコツなどについて熱い議論が交わされました。


2016. Mar.5. 3台の電気炉を作製しました。

 新たに3台の電気炉を自作しました。2台は縦型管状炉でもう一台は横型の2ゾーン炉です。研究室に落ちていた材料等を再利用する事で製作費はかなり抑える事が出来ました。2ゾーンは超簡易型で持ち運びもでき、100 Vコンセントから電源を取れます。おもちゃみたいなものですが、意外と?温度差をコントロール出来ているようで、単結晶育成等に活躍してくれそうです。


2016. Feb.29. 麻生ちゃんが卒業研究発表を行いました。

 研究室の4年生、麻生ちゃんが卒業研究発表を行いました。水熱合成、高圧合成などかなりの回数をこなして得た結果です。これを元にこれからも実験をバシバシ進めていきましょう。


2015. Dec.10. 共同研究者の岡部氏(KEK)がスイスPSIでCrカゴメのμSR実験を行いました。

 共同研究者の岡部氏(KEK)がスイスPSIでCrカゴメのμSR実験を行いました。まだ何が起こっているのか分かりませんが、非常に興味深い基底状態が形成されているようです。岡部さん実験を行って頂きありがとうございました。


2015. Dec.9. International symposium-Challenges and progress in strongly correlated functional materials- MRS-Japanに招待され講演を行いました。

 International symposium-Challenges and progress in strongly correlated functional materialsに招待され講演を行いました。会議ではスキルミオンの最先端研究の結果や新しいMo化合物の磁性、Fe系超伝導の高磁場物性など興味深い発表がたくさんありました。久しぶりの横浜はやはり綺麗でした。


2015. Sep.1. H27年度北大総長室事業推進経費による研究支援事業(Fusion-H)に採択されました。

 H27年度北大総長室事業推進経費による研究支援事業(Fusion-H)に採択されました。この支援の下に部局内共同研究が始まります。今後の展開が楽しみです。


2015. May.22. 日本物理学会での発表予定をアップしました。

・三角格子反強磁性体β'-LiCoPO4の磁気構造解析
吉田紘行,岡部博孝A,B,Sanghyun LeeA, Ping MiaoA, 鳥居周輝A, 神山崇A, 宮川仁C,松下能孝C
北大院理,KEK物構研A, 総研大B, NIMSC 領域3

・三角格子反強磁性体β-LiCoPO4のμSR II
岡部博孝A,B,平石雅俊A,山内一宏A,竹下聡史A,幸田章宏A,B,小嶋健児A,B,門野良典A,B,吉田紘行C,宮川仁D,松下能孝D
KEK物構研A, 総研大B, 北大院理C,NIMSD 領域3

・新奇スピン1/2カゴメ格子反強磁性体CaCu3(OH)6Cl2の磁性
野口直彌, 石井裕人, 片岡萌子, 吉田紘行, 小田研
北大院理 領域3

・S = 3/2カゴメ反強磁性体Li2Cr3SbO8の磁性
石井裕人, 野口直彌, 片岡萌子, 吉田紘行, 小田研
北大院理 領域3

・二次元三角格子反強磁性体Ag2CrO2の磁気輸送現象
木田孝則, 奥谷顕, 浅岡俊介, 吉田紘行A, 萩原政幸
阪大先端強磁場, 北大院理A 領域3

2015. Apr.9. 業績リストを更新しました。

2015. Apr.3. 科研費若手研究(B)に採択されました。

 H27年度~H28年度まで科研費若手(B)に課題が採択されました。このような資金は研究を遂行する上で重要なドライビングフォースになると思います。楽しみながら、どんどん成果を出していきたいと思います。


2015. Mar.21. 日本物理学会2015年春季大会に参加し、成果を発表しました。

 日本物理学会2015年春季大会に参加し、三角格子反強磁性体β'-LiCoPO4の合成と磁性について発表を行いました。KEKミュオンGの岡部氏との連続講演で多くの方に興味を持っていただけたのではないかと期待しています。


2015. Mar.18. 水熱合成装置を導入しました。

 研究室に水熱合成装置を導入しました。本格的な水熱条件下での物質探索をやりたいとずっと考えていましたが、遂に実現出来ました。翼が生えた気分です。この武器を持って、これから大きな成果を量産していきたいと思います。


2015. Mar.17.Galleryを更新しました。

 GalleryにSMEC2015の様子をアップしました。船上から眺めた海の景色などです。


2015. Mar.9. 国際会議SMEC2015に招待され講演を行いました。

 国際会議SMEC2015に招待され講演を行いました。この会議はいわゆる洋上会議と呼ばれるものであって、カリブ海を廻る船の中で行われました。フロリダのフォートローダーデールを出発し、ハイチ、ジャマイカ、メキシコに寄港し、8日をかけて再びフォートローダーデールに帰ってくるという長旅です。大きなマンションが移動するというべきか、小さな街が移動するというべきか、船のサイズは全長361m、全幅66m、17階建ての実に巨大なものでした。豪華客船と聞くと、何だか不安になったりもしますが、船内の公園を散策したり劇場でミュージカルを楽しんだりのんびりと日差しを楽しんでいる人々を目にすると、そんな不安もどこかに消えて行ってしまうようです。こういう光景を見ていると、欧米の方は本当に楽しむ事に貪欲だと思います。それは私たち日本人がもっと見習うべき点なのかもしれません。

 一方、私たち会議参加者は楽しんでいる人々を横目に会場に缶詰めになっておりました。会議の合間に船上から眺める景色はとても美しく、と言ってもほぼ海ですが、潮風を受けながら甲板で過ごす時間は人生経験として貴重なものとなりました。この会議には初めて参加しますが、層状カルコゲン超伝導体や3d軌道の関係した様々な現象に関するシンポジウム等があり大変勉強になりました。私の発表に関しては、ケルン大学のコムスキー先生をはじめとして多くの方々から有益な助言を頂きました。この会議を通して多くの方々と親睦を深められた事が何よりの収穫だったと思います。これを機に、新しい共同研究が始まっていきそうです。


2015. Mar.2. 研究室の4年生4人が卒業発表を行いました。

 4年生の卒業研究発表会が開かれ、私の研究室からは阿部氏、石井氏、片岡氏、野口氏の4人が発表を行いました。発表は英語で行われたのですが、皆さん堂々と研究内容を紹介していました。院試等もあり研究室に配属されてから実際に実験を行う事ができた期間は短いものの、4人ともそれぞれ異なる物質を作りその磁性や伝導性を調べました。ここでは多くを語りませんが、これらの物質は面白い性質を示しており、様々な共同研究がスタートし始めています。今後の展開が楽しみです。近いうちに研究のページに詳細な続報を出せたらと思います。


2015. Feb.20. 日本物理学会での発表予定をアップしました。

・三角格子反強磁性体β'-LiCoPO4の合成と物性
吉田紘行,宮川仁A,松下能孝A,岡部博孝BC
北大院理,NIMSA,KEK物構研B, 総研大C 領域3

・三角格子反強磁性体β-LiCoPO4のμSR
岡部博孝AB,宮崎正範A,平石雅俊A,山内一宏A,竹下聡史A,幸田章宏AB,小嶋健児AB,門野良典AB,吉田紘行C,宮川仁D,松下能孝D
KEK物構研A, 総研大B, 北大院理C,NIMSD 領域3

・FeGe1-xSix系B20型化合物におけるスキルミオン結晶のローレンツ電子顕微鏡観察
肖英紀,長尾全寛A,吉田紘行B,長井拓郎C,枝川圭一D,齋藤嘉一,原徹C,山崎淳司A,木本浩司C
秋田大工資, 早大創造理工A, 北大院理B,NIMSC, 東大生産研D 領域8

・単結晶volborthiteの強磁場NMRIII
吉田誠,那波和宏,瀧川仁,M. JeongA,S. Kr merA,M. HorvatiA,C. BerthierA,松井一樹B,後藤貴行B,木村尚次郎C,佐々木孝彦C,石川孟,山浦淳一D,吉田紘行E,岡本佳比古F,広井善二
東大物性研, LNCMIA,上智大理工B,東北大金研C, 東工大元素セD, 北大院理E,名大院工F 領域3

・STM/STSから見たBi2212のアンダードープ領域における電荷秩序と準粒子干渉
米川雄太,板垣征一朗,岸文香,黒澤徹,桃野直樹A,吉田紘行,竹山幸作B,小田研,伊土政幸
北大院理,室蘭工大A,旭川医大B 領域8

・STM/STSから見たBi2212のオーバードープ領域におけるギャップ構造
岸文香,米川雄太,黒澤徹,桃野直樹A,竹山幸作B,吉田紘行,小田研,伊土政幸
北大院理,室蘭工大A,旭川医大B 領域8

2015. Feb.18. FeGeのスキルミオンに関する論文が掲載されました。

 早稲田/NIMSの長尾氏による論文が掲載されました。興味のある方は是非ご覧ください。


2014. Dec.28. 実験室を引っ越しました。

 大掃除を兼ねて実験室を引っ越しました。部屋は大分広くなりましたが、逆にどのように装置を配置すればよいのか最適解を見つけるのに苦労しています。今は装置を壁側に並べていますが、使いながら随時修正していくことになりそうです。現状、ボックス炉2、管状炉2、シリコニット管状炉1、アーク炉1、恒温槽1、真空ライン1、実験台1、グローブボックス1、デシケータ-2といった陣容で頑張っています。


2014. Dec.16. J-PARC/MLF(茨城、東海村)で中性子回折実験を行いました。

 茨城県東海村にあるJ-PARC/MLF、BL08(SuperHRPD)にて中性子回折実験を行いました。この実験はKEKミュオンの岡部氏、物材機構の宮川氏、松下氏との共同研究として進んでいます。結果としては試料の品質も良く、非常に興味深いデータが得られました。きっちりと解析して、世の中に送り出せたらと思います。実験ももちろんですが、東海村での楽しみの一つは食事であって、色々な店へ連れて行って頂きました。おいしかった。また、MLF内の様々なビームラインを見学させて頂いたのは貴重な経験となりました。今後、より多くの装置を使って様々な物質の性質を明らかにしていけたらと思います。まずは頑張って新しい物質を作ります。


2014. Dec.1. H26年度、第3回テニュアトラック交流会に参加しました。

 H26年度、第3回テニュアトラック交流会に参加しました。今回は、准教授になられた瀧川さんと同期の加藤さん、橋本さんの発表を聞きました。情報科学や植物、免疫細胞の興味深いトピックに触れる事が出来ました。終了後は札幌駅前の居酒屋へ移動し親睦を深めました。


2014. Sep.13. H26年度、第2回テニュアトラック交流会(函館研究交流会)に参加し、発表を行いました。

 H26年度、第2回テニュアトラック交流会(函館研究交流会)が函館市国際水産・海洋総合研究センターで開催され、参加・発表を行いました。国際水産・海洋総合研究センターはまだ新しく、港に面した美しい建物でした。会場も大きく、多くの北大水産学部の学生が聴講に来ていました。後で知ったのですが、セミナーに参加すると単位がもらえたようで真剣に耳を傾けていました。そんな中で、私は新物質を作る事の面白さと超伝導が示す不思議な性質について話をしました。多くの方が細胞や水産関係の話をする中で私の発表は異質だったかもしれません。興味を持って頂けたらよいのですが。夜はセミナーに参加した札幌キャンパスの方や水産学部の先生方と懇親会へ。噂に聞いたスルメイカで出来たビールジョッキには出会えませんでしたが、色々な話をして交流を深める事が出来ました。


2014.Sep.7. 日本物理学会2014年秋季大会に参加しました。ギャラリーに学会の様子をアップしました

 中部大学で開催された日本物理学会2014年秋季大会に参加しました。初日と三日目に研究室の学生が銅酸化物高温超伝導のSTM実験の進展について発表を行いました。たくさんの方々に興味を持って聞いて頂いたようです。私は、12月にJ-PARCで行う中性子実験や、FeGeにおけるスキルミオンの状態について共同研究者の方々と打ち合わせや議論を行いました。同世代の彼らの近況や活躍の様子は、大きな刺激となりました。


2014. Aug.8. 第12回 北大若手研究者交流会に参加しました

 第12回北大若手研究者交流会へ参加しました。加藤先生の科研費取得に関する講演や小泉先生の生物の多様性についてのお話、橋本さんのマクロファージの研究など興味深くお話を伺いました。異分野の方々との交流は自分に新しい視点や遊び心を与えてくれ、大変勉強になりました。


2014. Jul.17. 2014年 日本物理学会秋季大会(中部大学) 発表予定

・STM/STSから見たBi2212の1次元変調構造とギャップサイズの相関
野並拓矢,吉田紘行,岸文香,黒澤徹,戸田泰則A,竹山幸作B,小田研,伊土政幸
北大院理,北大院工A,旭川医大B 領域8

・STM/STSから見たアンダードープ領域におけるBi2212の電荷秩序と擬ギャップ
板垣征一朗,黒澤徹,米川雄太,竹山幸作A,桃野直樹B,吉田紘行,小田研,伊土政幸
北大院理,旭川医大A,室蘭工大院B 領域8

・STM/STSからみたBi2212の超伝導に対するNi不純物効果
浦田理礼,柴田悠人,黒澤徹,吉田紘行,桃野直樹A,小田研,伊土政幸
北大院理,室工大A 領域8

・β'-LiCoPO4の磁気物性
岡部博孝A,宮崎正範A,平石雅俊A,山内一宏A,竹下聡史A,幸田章宏A,B,小嶋健児A,B,門野良典A,B,吉田紘行C,宮川仁D,松下能孝D
KEK物構研A,総研大B,北大理C,物材機構D 領域3

・FeGe系B20型化合物中のスキルミオン形成における元素置換効果
肖英紀,長尾全寛A,吉田紘行B,長井拓郎C,枝川圭一D,齋藤嘉一,原徹C,山崎淳司A,木本浩司C
秋田大工資,早大創造理工A,北大理B,物材機構C,東大生産研D 領域8

・単結晶volborthiteの強磁場NMRII
吉田誠,那波和宏,瀧川仁,M. JeongA,S. Kr merA,M. HorvatiA,C. BerthierA,石川孟,山浦淳一B,吉田紘行C,岡本佳比古D,広井善二
東大物性研,グルノーブル強磁場施設A,東工大元素セB,北大院理C,名大院工D 領域3

2014. Jul.7-11. 国際会議SCES2014で発表を行いました

 France, Grenobleで開かれた国際会議SCES2014において空間反転対称性の破れた超伝導体であるAg2Pd3Sの発表を行いました。SCESに参加するのは今回が初めてでワクワクとした期待感を抱き参加しました。会議は大きなウェイトを重い電子系の研究が占めているようでしたが、私としては、いくつかの新しい3d遷移金属化合物や超伝導体、スキルミオンの性質に関する発表などに興味を持ちました。会議を通して、学生さんを含む様々な若手研究者や、高名なシニア研究者の方々と接する事が出来たのは非常に有意義であったと思います。このような交流をきっかけとして共同研究が始まる事が予感され、大きな可能性を感じました。今後の展開が非常に楽しみです。余談ではありますが、今回の旅において大変であったのは、宿泊した宿舎のクオリティでした。外国の友人はただ一言、terribleとのことでした。

2014. Jul.3. H26年度 第1回テニュアトラック交流会に参加しました

 H26年度第1回テニュアトラック交流会に参加しました。今回の発表は、今年度に准教授になられた三輪さんと同期の上原さんによって行われ、植物のストレス耐性や細胞分裂のメカニズムなど大変興味深いお話を聞く事が出来ました。研究発表の後、北二十四条の居酒屋に移動し、日常生活の楽しみや研究内容、研究室運営の方針や将来展望など様々な話題をとおして盛り上がりました。和やかな場で多分野の研究者が集まり相互作用することで、新しい学術分野が開けるかもしれません。それが何であるかはまだ分かりませんが、目に見えない潮流に身をまかせ新しい分野の開拓に貢献出来ればと思います。次回は秋に函館キャンパスで開催予定とのことですので、今から楽しみにしています。


2014. Jun.25. 平成26年度、北海道大学総長室事業推進経費、若手研究者自立支援Aに採択されました

 平成26年度、北海道大学総長室事業推進経費、若手研究者自立支援Aに採択されました。本予算は、若手研究者が幅広い知識を身につけ発想を豊かにする事を目的として支援されるものです。本予算を利用して、海外の学会への参加や海外グループとの共同研究を進めたいと考えています。

2014. May.25. ホームページを公開しました

 着任から4カ月近くが経ちました。本日、ホームページを公開しました。最新の成果や動向といったトピックや、これまでの研究内容や現在の興味の対象について記載しています。また、ギャラリーではテニュアトラックプロジェクトの支援により整備した装置や、国際会議への参加、打ち上げやソフトボール大会などの研究室活動におけるイベントの情報を公開しています。本ホームページをとおして新しい物質合成の進展や今後の研究の展開、論文の出版、アウトリーチ活動の様子など様々な成果を発信するとともに新しい情報を随時更新していく予定です。興味深い内容となるよう頑張りたいと思います。

2014. Apr.20. 真空ラインが完成しました

 真空ラインが完成しました。既製品は非常に高いので、ガラスを扱っている業者の方に設計図を渡し、格安で作製して頂きました。マニフォールドに3つの真空コックを備え、トラップとリークバルブをつけています。ポンプから伸ばしたフレキシブルチューブとガラスとの接続はゲージポートを利用しています。現状、真空ポンプはアルカテルのロータリーを使用しており、真空封入時で10-3 Torr程度の真空度まで到達可能です。バーナーには木下ブルーハンドバーナーを用いています。また、ガスはカロリーの高いプロパンガスを使用したいところですが、ガスボンベの設置に制限があるため、都市ガスを引いて利用しています。

2014. Mar.25. プレス発表を行いました

 SrAuSi3の超伝導についてプレス発表を行い、その内容が日刊工業新聞等で紹介されました。

2014. Mar.25. 空間反転対称性の破れた超伝導体の発見に関する論文が掲載されました

 空間反転対称性の破れた超伝導体SrAuSi3の超伝導を報告した論文がChemistry of Materials, 26, 2155 (2014)に掲載されました。興味のある方はご覧ください。

2014. Mar.24.グローブボックスを導入しました

 テニュアトラックプロジェクトの支援により、グロープボックスを導入しました。大気圧型グローブボックスで、ガス循環精製装置を付属しています。グローブボックスは大小のサイドボックスを備え、その他にもICF、NWフランジを各2か所ずつ用意して拡張性を持たせています。循環精製装置は銅触媒とモレキュラーシーブで露点-80℃以下、酸素1 ppm以下を実現します。ボックス中のガスにG1グレードのArを使い、グローブはブチルグローブを使用しています。ボックス内には、メトラー社のセミミクロ天秤を設置し、ステンレス製の棚を2段入れることで試薬等を保管しています。本装置を用いることで、水分や酸素に敏感な様々な化合物の合成が可能になります。

2014. Mar.4.H25年度 第4回テニュアトラック交流会に参加しました

 H25年度 第4回テニュアトラック交流会に参加しました。本年度最後のテニュアトラック交流会です。私としては初めての参加となり、会の開始に先立ちまして挨拶と自己紹介をさせて頂きました。皆さん、どのような方々だろうと恐る恐る会場へ入ったのですが、とても温かく迎えて下さいました。発表は、田中さんと佐藤さんによって行われました。ショウジョウバエの嗅覚系や骨細胞の研究など大変興味深くお話を伺いました。

2014. Feb.1. 北海道大学に着任しました

 H25年度、2月1日付で北海道大学に着任いたしました。部局型テニュアトラック職員として採用され、所属は大学院、理学研究院、物理学部門、電子物性物理学分野、高圧物理研究室となります。これまでつくばの物質・材料研究機構に所属しておりましたが、心機一転真冬の北海道で新たな研究がスタートします。これまでの研究を発展させつつ、若い学生さん方との交流や高圧物理学研究室の文化にふれながら新しいテーマを切り開いていきたいと思います。これまでお世話になった皆様に感謝し、今後とも変わらぬご指導を賜りますようお願いいたします。北大のキャンパスは自分の背丈ほども積もった雪で覆われています。雪の合間から緑が芽吹くのを今か今かと待っています。