[[QtiPlot:http://soft.proindependent.com/qtiplot.html]]とはフランスのIon Vasiliefという人が中心になって開発しているグラフソフトで、Originに似た操作性を持つのが特徴。

OriginやIgorなどの市販のグラフソフトは強力だが、値段が高いのが難点である。どんな金持ちの研究室でも学生全員にライセンスを買い与えるのは大変だろう。かといって、これまではそれらに匹敵する機能と操作性をもつフリーソフトはほぼ皆無であった。ところが、最近になって、ちらほらと使えるオープンソースのグラフソフトを目にするようになってきた。その中でもqtiplotは有望であるように思われる。
ただし、まだ開発途上であり多くのバグが残っている。今後の安定化に期待したい。

qtiplot-0.8.9まではQt3ベースで開発されていたが、現在のqtiplot-0.9.XからはQt4ベースとなっている。ところが、LinuxプラットフォームではまだまだQt3ベースのディストリビューションが多く、Qt3版のqtiplot-0.8.9もしばらくは需要があると思われる。
そこで、qtiplot-0.8.9に最新版でのバグフィックスをバックポートするためのパッチを
作ってみた。修正されるバグは以下の通り。

-散布図をscatterからscatter+lineに変更できない(Bug #10154)
-プロジェクトエクスプローラー上のアイコンをダブルクリックして最大化したときに図がスケールされないことがある(Bug #10155)
-interpolationにおいて同一のx点がある場合にクラッシュする(Bug #10169)
-Hiddenなワークシートを読み込むとクラッシュする(Bug #10286)
-コラムの属性をテキストに変更できない(Bug #10289)
-軸を対数に設定してある図を読み込む際にハングアップすることがある(Bug #10320)
-Coordinates of Matrix is not copying during Matrix dupl.(Bug #10440)
-コラムを乱数で埋める際、最大値を1に規格化してしまう(仕様?)。
-グラフウインドウのサイズを変えてもタイトルや軸タイトルの大きさが変わらない。
-Set Column valueダイアログにおいて、実際のRow数よりも大きな値を指定するとクラッシュする。
-cascade表示するとグラフウインドウの大きさが最小になってしまう。
-3次元グラフのTickLengthの設定がおかしくなることがある。

パッチ : [[qtiplot-0.8.9-backport.patch:http://optphys.sci.hokudai.ac.jp/~sekika/qtiplot/qtiplot-0.8.9-backport.patch]]

使い方 : 3rdpartyディレクトリにqwtplot3d-0.2.6.tgzを展開した後、トップディレクトリで patch -p1 < qtiplot-0.8.9-backport.path とする。


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