基礎ゼミ
2008年度
学生から要望が多かった以下の2テーマのゼミを10月からスタートしました。
チューターとして、物理学科の4年生、教育コーディネーターを配し、週1回18時から20時までの2時間程度行いました。
(1)「朝永振一郎著「量子力学I」
を読む」
(2)「アインシュタイン著「物理学はいかに創られたか」を読む」
前期量子論について述べてあるテキストの前半を読み進め、2年後期の授業から始まる量子力学の講義の基礎となる現代物理学の指導原理やその考え方、 その物理的思考法、科学的なものの考え方を中心に議論を進めました。人数は10名程度で毎週1回全員が発表する形式で行いました。全員が意欲的に予習をこ なし、自分なりの解釈、意見をもってゼミに臨んでおり、非常に活発なディスカッションが行われました。
物理学の基本的な考え方から始まり、量子力学、相対性理論についての考え方を中心として、全2巻のうちの第1巻を読み終えました。この本は比較的平 易な書かれ方がされているためか、非常に良いペースで進み、力学から始まった内容は、量子力学の直前まで進みました。参加学生からは非常に好評で、特に上 級生であるチューター(SA)との交流は非常に有意義であったとの意見が多数聞かれました。
2009年 度 自主ゼミ開講決定!!