1997年度 遠足 〜後編その2〜


登ったからには降りねばならぬ

集合写真
りあえず、山頂にてお約束の記念写真。

細川さん
ビールを飲む
細川さん
頂で飲むビールは格別らしい。

筆者も冷たい「きりり」にありついて一息つく。

風が心地よい。


立ち入り禁止と荒井さん
して今度は火口に向かう。火口は山頂にあるとは限らんのだなぁ、などとぼんやり思う。

山頂から火口への道はすこし歩きにくく、すべりまくった筆者は土まみれ。さらに、足が悲鳴を上げ出す。

苦労して火口に着くと、また一服。

火口はロープで囲まれて立ち入り禁止になっている。


火口
火口に挑む人々

ちのぼる煙が目にしみる。

火口近くに見え隠れする黄色いものは硫黄。天然ものですごく質がいいんだそうだ。


下山中
ぞろぞろ

て、火口も見たし、あとは帰るだけである。

このあとに待っている温泉を楽しみに、ぞろぞろと歩いていく。


花

ころが、筆者はとちゅう、足をつってうごけなくなるという情けない羽目に陥ってしまった。

休みながらなんとか降りたものの、二ツ山さんには「運動不足だ」と馬鹿にされるし、やっぱりいいことねぇなぁ。

そんなことも知らぬげに薄紫の花が揺れていました。

(了)


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