私たちは原子核をプローブとして用いる、核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonance: NMR)分光法 を実験手法として、超伝導・磁気秩序・電荷秩序など低温で起こる量子現象を調べています。 分子性導体、強相関系無機物質など様々な物質を対象にNMR測定をすることにより、 電子相関が引き起こす多様な物性の普遍的性質の解明を目指しています。