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研究

V. 超伝導凝集エネルギー

T-1) Bi2212におけるSTM/STS


擬ギャップの形成によるN(0)の低下+有効超伝導ギャップΔc(~pΔ0)の低下
→低ホール濃度領域でのU(0)の著しい低下
(M. Oda et al., J. Phys. Soc. Jpn. 69(2000) 983.
N. Momono et al., J. Phys. Soc. Jpn. 71(2002) 2832.)


エネルギーギャップの発展と有効超伝導ギャップ

擬ギャップ:(π,0), (0,π) 付近のFermi面から発展

Fermi-arc(δk∝p)上のキャリア:高い易動度
→ペアリングに参加
→電子対の集団運動に長距離コヒーレンス

Tc以下で開くFermi-arc上のギャップ(δΔ∝pΔ0)
→コヒーレンスに関与する有効超伝導ギャップΔc