講演題目: 電子ドープ型層状ハフニウム窒化物超伝導体の磁化、
NMRによる研究
講 師 : 藤 秀樹
(
広島大学大学院先端物質科学研究科助教授)
日 時 : 平成14年4月23日(火) 16:00-
場 所 : 北海道大学大学院理学研究科物理学専攻 大学院講義室
理学部 2号館(2−11号室)
要 旨 :
4eVのバンドギャップをもつ層状半導体 HfNCl
は、僅かな電子ドープにより比較的高温のTc =25.5Kで超伝導を示す。この系の超伝導特性を調べるため、磁化、NMR
、窒素アイソ トープ効果の測定をおこなった。
窒素アイソトープ置換により見積もられたアイソトー
プ係数はα〜0.07と極めて小さく、従来のBCS
機構の議論では高いTcを説明するには困難であると思われる。当日は
HfNCl 系の超伝導特性について発表予定である。
世話人 熊谷健一 (北海道大学大学院理学研究科)
(011-706-4422、kumagai@nucl.sci.hokudai.ac.jp)
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