Colloquium
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Colloquium 2014
- 題目:
Dynamic Effects of Broken Parity in Chiral and Octupolar Phases
- 講師:
岸本康宏 氏
(
東京大学 宇宙線研究所・准教授
)
- 日時
2014年9月26日(金曜日) 16:30-
- 場所
理学部2号館 2-211室
- 要旨
これまで,神岡の地下実験施設では,Kamiokadeによる超新星爆発ニュートリノ
の観測以降,ニュートリノ振動や天体ニュートリノの観測で非常に大きな成果を
上げてきた.現在では,ニュートリノレス二重ベータ崩壊の探索,暗黒物質の
探索が進行し,また,超新星背景ニュートリノ探索,超新星前兆ニュートリノ
探索の準備が行われている.これら実験を宇宙の歴史の観点から俯瞰すると,
宇宙初期の物質生成,暗黒物質の謎,星形成の歴史,現在の天体活動といった,
宇宙の初期から現在までの歴史を解き明かすための謎に迫る研究である.
一方,実験技術的な観点から,これら実験を見ると,いずれもが非常に稀な事象
を地下で検出する点,そして,その為には究極の低バックグラウンド環境下で
実験を行う必要がある点で共通している.
この2つの観点,即ち,「地下の極低バックグラウンド環境下で,宇宙の謎に
迫る稀事象の研究を遂行する」という観点から,今年度(H26年度),新学術
領域「地下素核研究」がスタートした.コロキウムでは,地下素核研究が目指す
物理学と,研究の現状,将来のために乗り越えるべき課題について紹介し,
地下素核研究の魅力を伝える.
- 連絡先: 末廣 一彦 (内線 2686)
物理コロキウム世話人 吉田 紘行 (内線 2682)