Colloquium
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Colloquium 2004
- 題目:
宇宙線の限界エネルギーを探るテレスコープアレイ計画
- 講師:
福島正己 氏
( 東京大学宇宙線研究所 教授)
- 日時・場所:
2004年11月25日(木曜日)16:30-18:00
物理学専攻 大学院講義室(2-211)にて
- 要旨:
電荷を持つ宇宙線は宇宙空間に充満する背景輻射と衝突してエネルギーを失うはずで
あり、限界のエネルギーが10^21eV程度であると理論的に見積もられている。とこ
ろが、より高いエネルギーの宇宙線の存在がAGASA実験で見つかった。この現象は、
宇宙線が荷電粒子であるとすると、理解することが困難である。そのため、超高エネ
ルギー宇宙線に大問題が隠れているのかも知れないと思われている。これらの限界
エネルギーの宇宙線の実験がテレスコープアレイ計画であり、 その責任者である福島
氏にテレスコープアレイ計画の概要を紹介して頂く。
- 連絡先: 石川健三 (x2688)
物理コロキウム世話人: 中山隆一 (x 2696) , 北 孝文 (x 2687)