Colloquium
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Colloquium 2004
- 題目:
複数言語による世界の記述についての科学哲学の観点からの考察
- 講師:
中山 康雄氏
(大阪大学大学院人間科学研究科)
- 日時・場所:
2004年7月22日(木曜日) 16:30-18:00
物理学専攻 大学院講義室(2-211)にて
- 要旨:
私たちは、唯一の世界を記述するために複数の言語を用いている。
これら複数の言語は、どのように関係しあっているのだろうか?
本発表では、まず、還元的アプローチなどの代表的立場を解説する
作業から始めたい。そして、心の哲学における問題も、自然科学に
おける階層性の問題も、異なるレベルでの異なる方式の語りの内容が
どのように関係しあっているのかという問題だと捉えるべきだという
ことを提案する。つまり、異なる理論間の関係ではなく、世界の中で
起こる現象の説明・予測に異なる理論をいかに適用するかという問題
が重要となる。
- 連絡先: 石垣 壽郎 (x 4420)
物理コロキウム世話人: 中山隆一 (x 2696) , 北 孝文 (x 2687)