Colloquium @ Division of Physics, Hokkaido University
Colloquium, 2000
Division of Physics, Grad. Sch. of Sci., Hokkaido Univ.
以下のように物理コロキュウムが予定されています。
皆さん奮って御参加下さい。
URL of this page is
<http://phys.sci.hokudai.ac.jp/Colloq/Tawada2000a.html>
Colloquium
1997
1998
1999
2000
題目:
タンパク質分子モーター・キネシンの滑り運動機構:
その歩行モデルの計算機シミュレーションと実験との比較
講師:
太和田勝久氏
(九州大学大学院理学研究院生物科学専攻 教授)
日時・場所:
平成12年7月19日 (月) 13:30〜14:30
物理専攻 大学院講義室(2ー2ー11)にて
要旨: タンパク質分子モーターは、ATPの加水分解を触媒する酵素で、
その触媒対象の化学反応由来の自由エネルギーを利用して、
微小管などの細胞骨格繊維の上を一方向に滑り運動し、
荷重に対して仕事をするミクロ機械である。
キネシンは、他の多くの分子モーターと同じく、二つの頭部(サブユニット)を持つ。
キネシンは、微小管の上を二つの頭部で”歩く様に”滑り運動することが知られている。
このコロキュームでは、キネシン「歩行モデル」の考えを支持する最新の実験結果、
および、歩行モデルの計算機シミュレーション、を紹介する。
連絡先: 川端 和重 (x 2681)
<kaw@skws.sci.hokudai.ac.jp>
物理コロキウム世話人:
河本 充司 (x 4423)
<atkawa@phys.sci.hokudai.ac.jp>
大西 明 (x 2689)
<ohnishi@nucl.sci.hokudai.ac.jp>