Colloquium @ Division of Physics, Hokkaido University
Colloquium, 1998
Division of Physics, Grad. Sch. of Sci., Hokkaido Univ.
以下のように物理コロキュウムが予定されています。
皆さん奮って御参加下さい。
URL of this page is
<http://phys.sci.hokudai.ac.jp/Colloq/Colloq-1998/Yoshii.html>
Colloquium
1997
1998
1999
Title:
宇宙項の観測的制限の現状
講師:
吉井 譲 (東京大学大学院理学研究科 教授)
(by Prof. Y. Yoshii (U-Tokyo))
日時・場所:
平成10年11月2日(水), 16:00 - 17:30
大学院講義室 (2-211)にて
(
16:00-17:30, November 2 (Wed.), 1998
@ Lecture Room (2-211)
)
要旨: 大口径望遠鏡による長時間観測によって、より遠方の銀河を
観測できるようになった。より遠方の銀河は宇宙の膨張や
曲率の影響を受ける。このことから、観測された銀河のnumber countと
膨張宇宙における銀河進化の標準モデルとを比較することで、
宇宙モデルのパラメータについて議論することが出来る。
この一連の研究の中で、標準的なEinstein-de Sitter宇宙を
もとにしたモデルでは、
銀河のnumber countの観測と矛盾することが示され、
宇宙項を持った宇宙モデルの可能性が
議論されるようになってきている。この講演では、この問題に関する
現状について紹介する。
連絡先: 羽部朝男 (x 2693)
<habe@astro1.sci.hokudai.ac.jp>
物理コロキウム世話人:
大西 明 (x 2689)
<ohnishi@nucl.sci.hokudai.ac.jp>
網塚 浩 (x 3484)
<amiami@phys.sci.hokudai.ac.jp>