北海道大学 理学部
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イベント 2012/07/11
ヒッグス粒子講演会(7月13日 金 18:30-)のお知らせ

下記の講演会が予定されております。

一般の方にも、本質が分かる様な講演ですので、理系・文系にかかわらず、お気軽にご参加ください。

 

物理学科講演会
タイトル:「神の粒子、ヒッグスの発見」
講演者: 波場直之(北大理学研究院素粒子論研究室・教授)
日 時: 7月13日(金) 18:30~19:20
場 所: 理学部5号館大講堂(5号館2階03室)
概要:テレビや新聞でニュースになりましたが、7月4日、欧州合同原子核研究所(CERN、スイス)は、世の中の最も基本的な粒子の一つで、物に重さ(質量)を与える「神の粒子」とも呼ばれる「ヒッグス粒子」とみられる新粒子の発見を発表しました。ヒッグス粒子は、現代物理学を支える「標準理論」が予言しながら見つかっていない唯一の粒子で、新粒子がヒッグス粒子と確認されれば、標準理論の完成となります。物質の究極の姿と基本法則を探る素粒子物理学は、アインシュタインの相対性理論とハイゼンベルクらの量子力学を土台に発展して、日本も湯川秀樹、朝永振一郎、南部陽一郎、小林誠、益川敏英の各氏らが大きく貢献してきました。この講演では、「標準理論」や「ヒッグス粒子」の本質を分かりやすく解説いたします。