Colloquium
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Colloquium 2003
- 題目:
Lattice QCD Study of Hadrons in the Deconfined Plasma
- 講師:
初田哲男 (東京大学大学院理学系研究科・教授)
- 日時・場所:
2/24 (火)
15:00-16:00
大学院講義室 2-2-11
- 要旨:
非閉じ込め相にあるクォーク・グルオン・プラズマ中に
おいても, 強く相関したハドロン的な励起が存在する可能性が
ある。格子QCDの第一原理計算によりハドロンのスペクトル
関数を有限温度で求めることにより、これが確からしいことが
最近の我々の研究でわかってきた。
この解析には、格子データとスペクトル関数を結びつける
最大エントロピー法の適用が鍵となる。
セミナーでは、格子QCDにおける最大エントロピー法について
議論するとともに、QCDプラズマ中のハドロン相関関数についての
最近の結果について報告し、その物理的意味についても
議論する。
- 連絡先: 大西 明 (2689)
物理コロキウム世話人:
山本昌司 ( 4月-9月) (Tel: 2681; E-mail: yamamoto@phys.sci.hokudai.ac.jp)
中山隆一 (10月-3月)(Tel: 2696; E-mail: nakayama@particle.sci.hokudai.ac.jp)