Colloquium
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
List
Colloquium 2003
- 題目:
高温超伝導は過剰ドーピングによって、どのように消えるのか?
- 講師:
山田 和芳(東北大学金属材料研究所・教授)
- 日時・場所:
12/16(火) 16:00- 18:00
大学院講義室 2-2-11
- 要旨:
高温超伝導はモット絶縁体にキャリヤーをドープすることで発現する。しかし過剰にドープすると、
超伝導は不安定化し、やがて消えてしまう。従来はいわゆる低ドープ領域での超伝導発現が主に
研究されてきたが、最近、La2-xSrxCuO4系の、過剰ドープ領域での中性子散乱を行い、スピン揺らぎや、
Cu-Oボンド伸縮モードのフォノンの分散のドープ量依存性を研究した。その結果をもとに、超伝導が
過剰ドープにより、どのように消えていくのかを紹介する。
- 連絡先: 熊谷健一 (4422)
物理コロキウム世話人:
山本昌司 ( 4月-9月) (Tel: 2681; E-mail: yamamoto@phys.sci.hokudai.ac.jp)
中山隆一 (10月-3月)(Tel: 2696; E-mail: nakayama@particle.sci.hokudai.ac.jp)